第3191回「赤毛の○○」
2017/07/03(月)

「アッキー、Web拍手にお便りきてるよ」
「ん?」
「ほいっ」


>中尉殿、質問です。今まで疑問だったんですが、怜准尉の髪色や服装にゼロ・ブラック・レイに関連性が見当たらないのですが、何故でしょうか?ファーストプロトタイプだからでしょうか?もしくは、怜准尉のモデルが存在するのでしょうか?例えば、栗原氏の初恋の相手で、それも栗原氏が幼少期に出会った怜准尉と瓜二つの年上の女性だったり。



「そう言えばそうだネ。なんで?」
「なんでだっけ?」
「中尉……?(じと〜っ」
「じょ、冗談だぜぇ……」
「精神生命体は基本的に、カラーリングやパーソナルマークなど機体の特徴や、マスターの好みがその外見に大きく表れます」
「ラブラブで強くなろうってんだから、当然よね」
「……必然」
「マスターの想いが、強く出るからネ」
「ああ! 例えばゼロ・カタリーナはパーソナルマークがタコだからな! ツインテならぬトリプルテールだ! わはは!」
「誰の髪が蛸足だって?」
「はは……は……冗談だ」
「まぁ別にいいんだけどね。なんでタコなの?って訊いたら、『敵を絡め取ってぶっちのめすんだよ』って言ってたわ」
「ああ、鳥井さんらしいね」
「あとタコじゃなくてオクトパスだって言ってたけど、つまりタコじゃないの」
「語感がネ〜」
「で、怜だけど。そのものズバリ、ファーストプロトタイプ、つまり最初の最初だからだな」
「何が必要なのか、どうするべきか、分からない事の方が多かったわね。例えば私が黒髪だったら、マスターともっと上手くやれたかしら?」
「…………」
「いいえ、違うわね。上手く出来なかったのは私だもの」
「まぁまぁ、私だって色々あったから」
「でも怜姉がその姿なのは、間違いなく栗原大尉の好みってか、趣味でしょ」
「つまり、機体の特徴をすっ飛ばして、栗原大尉の趣味全開で覚醒したって事」
「とは言え大尉はあんな性格だからな、ま、MLSの被験者は、めんどくせぇのが揃ってるからしょうがないね!」
「アッキーほどでもないんじゃないの?」
「え!?」
「でまぁ、趣味全開で姿が決まったのはいいんだけど、それはそれで、怜がゼロ・ブラック・レイだって事を深層心理まで認識させるのに、壁になっちゃった面があるネ」
「複雑な心境だわ、やっぱり黒髪だったなら……機体は黒いのに、赤毛が好みなのね」
「まぁーそれとこれとは別っしょ」
「そうだな、ガーベラがそのパターンだな」
「あたしはたぶん、垂直尾翼先端が黄色いから金髪になってんだろうネ」
「リエナはそうだなぁ。まぁ、市川の趣味もあるだろうが。なるほど市川は金髪ロリ好きか!
「白毛ロリ好きが何言ってんだか」
「HAHAHA!!!!!」
「中尉が外機書き始めたの何歳の頃だっけ?」
「19歳だね」
「アリスちゃんとの歳の差は5歳。設定上だと8歳。そして現在は……」
「年取ったネ(ぽんっ」 ←秋元の肩を叩いた
「!?」 ←現実では33歳
「第3外機はいつ完結するんですか?」
「ぐはっ!」
「遅筆じゃなくてサボリだからネ〜」
「設定年齢を追い抜く前に、完結させたかったわね」
「ぐぬぬ……!」

アリス(Su-37jk)
髪も白、服も白、とにかく白い無口・無表情。セラフィナよりは喋る。
リエナ(Su-37jkR)
偵察が大好きなお調子者。元気の塊、略して元塊。妄想癖な一面もある。
ルナ(Su-37jk)
割と積極的に行動するタイプで、マスターである鎌土に対しては特に積極的。趣味は読書。
カタリーナ(Su-37jk)
とにかく強気で世話好き、気楽な性格だが楽観的ではない。間違いなくカカァ天下。
(Su-37jk)
ファーストプロトタイプの精神生命体。訳あっていろいろ大変だった。一途で尽くすタイプ。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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