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「お、雪だ」 |
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「おおー、雪だ」 |
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「雪上戦を思い浮かべるな、慣れていないと非常に厄介だ」 |
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「なんで雪上戦なのよ、もっと楽しい事思い浮かべようよ。ほんと戦闘しか頭にないのね」 |
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「む……ん、そうか」 |
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「うぉぉぉぉぉ!! 雪だぁぁぁぁ!!」 |
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「なんか来た」 |
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「庭駆け回ってやるぅぅぅ!!」 |
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「ごめんなさぁーい、うちのワンちゃん、しつけが不行き届きで」 |
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「まったくだ戦友、もう少し落ち着きのあるペットに育ててもらわないと」 |
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「ちょ、そのいいかたやばくない? ペットとか!」 |
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「え、違うの?」 |
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「違うし!」 |
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「違わないわよぅ、ほらお手」 |
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「わんっ♪」 |
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じとーーーーっ |
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「ってやらせるなぁぁぁ! そしてそんな目で見るな!」 |
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「ペットかぁ、何、支配されちゃってんの? 服従しちゃってんの?」 |
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「違うって!」 |
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「あらーん、海袮ちゃーん、いい子ねー、ナデナデしてあげるわよぉー」 |
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「くぅんくぅんっ」 |
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「戦友……」 |
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「それってマジでやってんの?」 |
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「マジなわけないでしょ! ネタだよネタ、ネタとマジの区別くらいしてよ!」 |
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じとーーーーっ |
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「ほんとにネタだってば!」 |
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「でも時々、犬っぽくなるわよねー」 |
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「いやそれは遺伝子のせいというかなんというか」 |
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「何、服従の遺伝子でも入ってるの? 奴隷気質なの?」 |
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「違う!」 |
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「戦友、もういいんだ、楽になりなさい」 |
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「違うってば!」 |
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「まぁまぁ、いいじゃないの、粉雪に可愛がってもらいなさいって」 |
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「そうよー、たっぷり愛玩してあげるからぁー」 |
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「じゃあご飯は一日5回、大盛りね」 |
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「それは駄目ー」 |
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「ケチ!」 |
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「駄目なものは駄目ー」 |
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