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「う〜ん、ここにもそこそこ慣れたかな。味方も居るし」 |
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「あ、大和さん。こんにちは」 |
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「わぁっ、ルナさんこんにちは!」 |
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「へぇー、この子が大和ね」 |
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「初めまして、じゃないわね? 大和ちゃん」 |
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「ああっ、カタリーナさんに、怜さんですね!」 |
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「ね、言った通りでしょ?」 |
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「ほんと小さいわね、ルナと同じくらいかしら」 |
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「本体はあんなに大きいのにね」 |
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「よく言われます」 |
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「……………………」 |
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「あ、レオナさん」 |
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「ねぇ、ちょっと、やばいんじゃないの? レオナが来ちゃったわよ、攻撃するかも」 |
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「まさか。幾ら艦船が相手とは言え、味方艦を攻撃する事はないと思うわ」 |
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「でも、解るのかしら、このちっこいのが大和だなんて」 |
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「う〜ん」 |
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「あ、あ、あれ? あの人、攻撃機!? ひゃーっ、攻撃機怖い!! 対空ーっ!」 |
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「落ち着いて! あの人はレオナさん、アサルトフランカーですよっ」 |
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「え、あ、ええ? そうなんですか? でもでも、なんだか殺気を感じますよぅ」 |
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「やっぱり解ってないみたいね」 |
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「んふふ……大きな力を感じるわぁ、戦艦ですねぇ」 |
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「あっはははははは、いたぶってあげるわぁ!」 |
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「ストップ、ストップ! 攻撃しちゃ駄目ー!」 |
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「これはこれはカタリーナお姉様、邪魔しないでくださぁい」 |
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「レオナさん、レオナさん、この子は大和ですよっ」 |
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「……?」 |
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「だから、BSN-6なの。攻撃しちゃ駄目」 |
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「大和はもっと大きいですよぉ」 |
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「ご、ごめんなさい。でも、大和なんですぅっ」 |
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「そうなんですかぁ〜?」 |
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「そうなんですっ、って、性格が変わった!?」 |
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「レオナさんは、攻撃や爆撃になると性格が変わるんですよ」 |
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「な、なるほど。確かに、今は殺気がありませんね。攻撃機のオーラが出ていないと言うかなんと言うか」 |
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「あいぃ〜、味方なら攻撃しませんよぉ〜」 |
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「て、敵なら?」 |
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「容赦なく」 |
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「攻撃よぉ! あっはははははは!」 |
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「ひゃうっ、やっぱり怖いぃぃ〜!」 |
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「攻撃機が怖いんだね」 |
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「まぁそりゃそうでしょ」 |
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「マルチロール機なら対艦攻撃もこなせるけどね」 |
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