第441回「当事、冬至は陶磁を投じ、東寺で統治の蕩児を答辞た」
2009/12/22

「今日は冬至よぉー」
「冬至ってなんですか?」
「一年の中でお昼が最も短く、夜が最も長い日よぉ。日本では習慣的に、ゆずをお風呂に浮かべたり、かぼちゃを食べたりするのよぉ」
お風呂! ゆずをお風呂に浮かべるっスか!」
「そうよー」
「成る程、成る程……これは使えるっス」
「うふふ、頑張るのよぉ」



「クリスせんぱーっい! 今日は冬至っス、一緒にゆず湯に入りましょう!」
「おー冬至かー、そう言えばそうだったね。だが、断る
「何故っスか!?」
「なぁんで私がお前と風呂入んなきゃならんのだぁー?」
「身体を洗ってあげますから! くまなく!!
「アホかっ、そんなの自分でやるっての!」
「いいじゃないっスか3Dスキャンの如くくまなくなでまわ──洗ってあげますから!」
「こんのっアホっ!(ヒュッ」
「バシッ)きゃんっ」
「まったく、ほんっとアホだね」
「いいじゃないですか。ジェラ先輩だって今頃、プリシラ先輩とゆず湯でイチャイチャしてるっスよ!」
「あいつらが変なの!」
「変なのかどうかは、試してみれば判るっスー!(がばっ
「うるせー焼肉にすんぞ!(ヒュッ」
「バシッ)ひゃんっ」



「うふふ……ティアはまだまだねぇー。さぁ二人ともー、一緒にゆず湯に入りましょー」
「やったー! ゆずの香りがいいんだよなぁ」
「冬至はこれじゃないとね」

テレンティア(M-4)
厚意で核爆弾をプレゼント。語尾に「っス」を付ける。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
粉雪(E-767)
いつもほんわかしてるが、メガネをかけるとシャキッとする。
志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。
伊理奈(F-2A)
冷静な性格で、志乃と大の仲良し。アカは別にどうでもいいらしい。





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