第494回「もうすぐ500なんで」
2010/02/13

「……死……苦……死……(呪呪呪呪」
テンション上げてきたわね」
「もうすぐ恐怖の400番台が終わるから?」
「アハハッ、セラおねぇちゃん怖い!」
「……死と……苦しみと……そして死……残るのは……骸……肉塊……血液……体液……」
4=シ 9=ク 4=シ と、今回はどうするかな」
「もう面倒くさいわ」
「あー、早く500番台にならないかしら。こんな真っ黒い思念ばら撒かれたらたまったもんじゃないわよ」
「う〜ん、たしかに真っ黒だね」
「アハハッ」
「…………(じーっ」
「アハハッ、何?」
「ま、こいつが居るからそうでもないんだけどね」
「常に笑っているから」
「お、それだ。笑って邪気を祓おうぜ!」
「安直な──」
「ならお前やれ」
「嫌よ」
「アハハッ、ほらみんなも笑って笑って」
「ははっ」
「あははっ」
「……ほほほっ」
「クックックッ」
「何その邪悪な笑い」
「あ──」
「…………(呪笑」
「アハハッ、呪笑って何?
「呪う感じの笑い」
「文字にすると?」
ケケケケケケ とかか?」
「うひひひひひひひひ…」
「……学校の怪談2(ぼそっ」
学校なら階段くらいあるでしょ、珍しくもない」
「……カタリーナ、それってとぼけてるんだよね?」
「何が?」
「なんでもない」
「……みんな……呪う……」
「げ、なんか出てきた。黒い霧みたいなの出てきた!」
「ど、どうしましょう!?」
「アハハッ、あとはよろしく〜(逃」
「あんた達でなんとかしなさい。ほらルナ、帰るわよ」
「いいのかなぁ」
「おいこら、逃げるな!」
そろ〜〜り
「お前も逃げるな!」
「…………(呪呪呪祝呪呪呪呪」
「おい今なんか混ざってたぞ」

セラフィナ(B-2)
アリスより無口な女の子。心優しく、魂魄と会話できる。
YB-35(YB-35)
言葉遣いは男っぽいが、女の子。セラフィナに取り憑いている。
YB-49(YB-49)
セラフィナに取り憑いている、気立ての強い女の子。
ルナ(Su-37jk)
身体は小さいが、行動は積極的。
カタリーナ(Su-37jk)
強気で気さくでお気楽。それでいて世話好き・世話焼きときている娘。
スージー(SEA HARRIAER FA.2)
変化魔法を操る犬っ娘。いつもだいたい笑ってる。





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