「ふぃぃぃ〜」
	「ホクホク顔でどうしたの？」
	「え、外の世界のコンビニで色々仕入れてきたんだよ」
	「コンビニ──って、その格好で？」
	「んな訳ないでしょ、ちゃんと耳も尻尾も変な力で隠して、服装だって変えたんだから。分かってるくせに訊くなー」
	「それで、何を買ったのかしら？」
	「え、これ」
	「ディアガールサンダー？　なんですかこれは」
	「何かしら──ああ、どこかで見たメーカー名が」
	「DearなGirlに大ヒット中なんだって」
	「おいしさハンサム級って、なんですか」
	「またおかしな台詞を……」
	「お菓子 と おかしな をかけてるの？」
	「違うわ」
	「ふむ、裏を見ると、どうやらラジオ番組とのコラボ商品のようですね」
	「らしいね。で、味だけど、おいしいよ。中身はまとも」
	「まともじゃなければ困ると思いますけど……」
	「猫が雷神の背中のアレをしょってない？」
	「うん、雷神の背中のアレをしょってるね」
	「何故にサンダーなのでしょうか？」
	「サンダーだからサンダーなんだよ」
	「答えになってませんね」
	「ところでクリス……あなた本当にロシア機？」
	「あっはっはっ、勿論そうだよ」

	クリスティーナ（Tu-22M3） 割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
	怜（Su-37jk） 一途で尽くすタイプなお姉さん。いろいろ大変だったらしい。
	ルーヤ（Su-24） 剣技に長ける少女。ジェラとナイチチ同盟を組んでいる。