第588回「空中を高速移動する空母で素早くデリバリー」
2010/05/18

空中空母って響きがいいよネ。飛行空母とかサ」
「SF的ね」
「そんなでかいの、どうやって離着陸させるの?」
「気合で」
「そんな馬鹿な」
反重力装置みたいなのあれば楽だよネ、滑走する必要はないから。そういうのが実現されるのって、まだまだ先なんだろうネ」
「実際、研究されているのかしら」
「さぁ、あるんじゃない? 今では普通だけど、一昔前では夢物語だったって装置は割りと沢山あるよ」
「着艦はどうするの? やっぱり空中でやるんでしょ」
「そうよね」
「相対速度合わせれば楽なのカナ。あ、でも空母が起こす空気の乱れとか面倒そう」
乱流が起きないようにヌメッとしてて、しかも面白みのない形になるかも」
「円盤ね!」
円盤ですかい」
風除け的な構造でもいいかも」
空中でローディングランプを開いた輸送機みたいな感じ?」
「そんな感じ」
「その場合、停止中に着艦させる時面倒よね。失敗したら壁に激突確実
停止中は前面も解放できるようにすればいいんじゃないの?」
「だね」
衛星軌道で組み立てて大気圏に下ろし、ずっと飛んだままとか」
「そりゃすごい」
「まさにSF的ね」
「…………(流石に分かんないか)」
「ジャムはそこに居る」
「突然現れて何言ってんの?」
「それがどうした。俺には関係ない」
「なんなの?」
「クリス、あんたは分かりそうだよネ。て言うか分かってるネ」
「だが一つだけ言わせて貰おうかぁー。なんでアンブロークンアローはハードカバーなんだぁー! ほかのとサイズが違いすぎるじゃないかぁー! って言っても、グッドラックのほうは元々ハードカバー本だったから、それに合わせたのかなぁ」
「あー、あれ、ハードカバーってなんか読みにくいよネ」
「存在感はすごくあるんだけどね。文庫版から入った場合、文庫・文庫・ハードカバーで締りが悪い?」
「ハードカバーだけにしても、文庫・ハードカバー・ハードカバーになっちゃうけどネ」
「アンブロークンアローも、そのうち文庫版でるのかなぁ」
「出て欲しいところだネ。やっぱ持ち運びに不便だよ」
「ところでなんの話してたんだっけ?
「さぁ?」

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
リーネ(A-10A)
渾名はガトリング・ボア。戦車を撃ち抜く事に快感を持っている。
レン(SR-71A)
でかい翼を備えるツンデレ。割と邪魔なので、普段は縮めている。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。





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