第608回「機械とは何故こんなにも美しくカッコイイのか」
2010/06/07

これぞ燃え! という機械や部品などを挙げてみようよ」
「なんかよくわかんないけど、ベアリングとか?」
「そーそ、そんな感じ。油圧シリンダー!
「タービン!」
「タイヤ」
「ロータリーエンジン!」
「ならばレシプロエンジン!
「それなら勿論、ガスタービンエンジンも外せないよネ」
電磁クラッチとか響きがかっこいいよね」
コンプレッサーって強そうじゃん?」
「コンプレッサーと言えば、アッキーってばスーパーチャージャー派なんだよネ」
ツインターボにしなよ」
「そこはツインチャージャーでしょ」
カウンターウェイトってかっこよくない?」
フライホイールとかカッコイイでしょ」
「ここまでピストンなし」
「それ言うなら歯車を忘れてるよ」
「まとめると、機械全般が燃え萌えって事だよね」
「そうそう、それ」
浪漫の塊だよ」
「機能美って言うのカナ、機械そのものに惚れ込む人は多いよネ。軍事って言うと幅が広いから絞るけど、所謂兵器好きだって本質はソッチでしょ」
「人間の英知と技術の結晶だからね」
「そうそう」
「お主ら、なんの話をしておるのじゃ?」
「あ、長門
「お、あんたが長門? 魚雷撃ち込んでいい?
「いやいや対艦ミサイルのほうがおいしいよ?
「馬鹿を言うでない、砲弾じゃ砲弾! 砲弾こそが戦いの美学なのであるっ!」
「つまり、大和に撃たれれば満足?
「拙者そういう趣味はないのであるっ。ところで、なんの話を?」
「ああー、これぞ燃え! という機械や部品を挙げてみるって話」
「ほほう、それなら一つしかないのじゃ」
「へぇ、何?」
原子炉じゃ! 原子炉しか有り得ん!!」
「あんたそればっかりだよネ」
「でも、原子力○○って響きが強そうだよね」
「原子力戦車」
「原子力飛行機」
21世紀はみんな原子力になりますって?」
車も空を飛ぶ筈だったのに」
地下トンネル内で飛行機飛ばすって話はどうなったの?」
「そんな話もあったよネ」
全て原子力で解決じゃ!」
「そして誕生する新人類……怖っ!」
「新人類って、北斗的な感じ?」
「勿論」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
海袮(P-3C)
自衛隊のP-3C。潜水艦を沈めたくてしょうがないが、許可が下りない。
長門(BS-1)
航空ガールではなく、艦艇ガール。いろいろと余裕のある原子力艦が羨ましいらしい。





第607回へ  第609回へ

戻る
トップ