第679回「猛暑はもう、しょうがない」
2010/08/17

「ふっふっふっ。暑さで参っている日本! 今こそ領空侵犯で爆撃のチャンスネ!」
また追い返されるんじゃないかい?」
「そんなことないヨ、今ならイチコロだヨ!」
「いいけど、早速お出迎えみたいだよ」
「え、嘘、早いナ」
「あら、ユエちゃん」
「げげっ!」
「…………」
「ふふふ……(スッ」
「こんな暑い日にまで私に会いに来てくれるなんて、ついに私のものになる気になってくれたのねー」
「ふざけないでくれないかな、妹月は君のものじゃないよ」
「えー、だって会いに来てくれているのよー? つまり、私のほうがいいって事よねー?
アホか! ワタシはメルルのほうがいいネ、さっさと消えるヨロシ」
「がぁ〜ん」
「AWACS単品くらい、わけなく落とせるヨ!」
「…………(スッ」
「スチャッ)衛子さん、やってしまっていいですよ。但し、生け捕りで。邪魔する者は排除して構いません」
(珍しいな、メガネをかけている時に)
「早く!」
「びくっ)わわ、分かった!」
「いつの間に来たんだ、君は。とにかく、そうはさせないよ」
「くく……理由はどうあれ、司令公認で血を見る事が出来るんだ……楽しませてもらうぞ」
「2対1なら勝ち目あるヨ!」
「そぉら、行くぞ!」
「衛子さーん、生け捕りに出来なかったらお説教ですからねー?」
「な、何ぃ!?」
「無茶苦茶だね」
「暑さで壊れてるのヨきっと」

妹月(殲撃10型)
いつも自衛隊機のテリトリーに遊びに行くが、すぐさま追い返される。
メルル(RAVI TD)
妹月と百合百合。IAIの悲劇(?)、米に撃墜(横槍的な意味で)された。
粉雪(E-767)
いつもほんわかしてるが、メガネをかけるとシャキッとする。
衛子(F-4J改)
戦って斬って血を見るのが好き。喧嘩上等らしい。





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