第707回「危険度・難易度共に最大値を示しています!」
2010/09/14

「第707回かぁ……あ、ボーイング707
「原型機367-80をベースにした、KC-135が先行で採用されたりしたよネ」
「ベストセラー旅客機でしょ」
「まーネ、あれだけ生産されてりゃネ」
「そんな訳で、今日は707の日に決定
「いや、それはちょっと」
「それに、今日はもっとインパクトのある記念日なんだけど」
「えー、何?」
「メンズバレンタインデー」
「何それ」
「ま、そのまんまだよネ。逆チョコと一緒よ、男性が女性に愛をアピールする日。1991年に、日本ボディファッション協会が制定したんだって」
「ふーん……何か贈るの? やっぱり」
「それがサ……」
「下着を贈るんだってサ」
「はぁ!?」
「だから、男性が、女性に、下着を贈るの!」
「何それふざけてんの? セクハラじゃん!」
「だよネー、どう考えてもセクハラだよネ。しかも、付き合ってもいない相手に、愛の告白で下着なんか渡されて見なよ
ひっぱたくね、絶対」
どんだけ変態なのって。で、当然と言えば当然なんだけど、今じゃそんな事なかったかのように9月14日が終わってるわけ」
「……流行らなかったんだね」
「当然! ただのセクハラジャン」
単に下着売りたいだけじゃないの」
「まーそういうもんだしネ、こういうイベント戦略はサ。ただ、今日はもう一つあってネ……これも日本のなんだけど」
セプテンバーバレンタイン、女性から別れ話を切り出しても良いとされる日なんだよ」
「え、何、皮肉?
「なんかアレだよネ。付き合い始めたその日の内に別れました!的な」
「どうなってんのよあんたの国……」
「どうなってんのってそりゃ、各企業が商品を売る為にあの手この手を使いまくってるとしか」
「でも、下着を贈るってのはないでしょ、どう考えても。これはいける! 流行る!! とか思ったのかなぁ」
「どーだかネ。男性諸君、これ、やる勇気っていうかなんていうか、ある?
「そんな訳で、あそこにいる無気力星人に聞いてみよう」
「誰がガスの抜けた風船みたいな無気力野郎だって?」
そこまで言ってないし」
「で、アッキー、愛の告白で下着贈る勇気ある?
「あー? ああ、メンズなんちゃらか。誰がやるかそんなセクハラ行為
「相手の女性がメンズバレンタインデーだって知らなかったら、っていうか大半の人が知らないだろうけど、そうだったら完全にセクハラだよネ」
「知っててもなんだかなぁ、あれだよね、別に好きじゃない相手から下着貰ったら、なんかこう、必要以上に距離を置きたくなると言うか」
ネタとしてやるにも覚悟が要るな。一歩間違えば変態セクハラ野郎扱いで、周囲の白い目に晒される可能性が高い」
「もし、やった事のある人が居たら、相手がどんな反応をしたかちょっと聞きたいネ」
「それで告白成功!ならいいんだけどねぇ」
「俺には想像できないな」

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
レン(SR-71A)
でかい翼を備えるツンデレ。割と邪魔なので、普段は縮めている。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





第706回へ  第708回へ

戻る
トップ