第769回「ネタがない時はとりあえず適当に始めてみる」
2010/11/15

「ウレタン売れたん?」
「…………」
「反応しようよ!」
「お前の下らん遊びにいちいち反応する必要はない」
「酷い! この悪魔! 人でなし!!」
「クスクス……」
「おお! レオナは笑ってくれるんだね!」
「戯け、レオナの視線の先をよーく見ろ」
「…………戦車が居るし」
「そうだ、あれは獲物を見つけて歓喜しているだけだ」
「いたぶってあげるわぁ」
「うむ、やって来い」
「ちぇっ、つまんないの。あーあ、潜水艦でも狩りに行こうかな──」
「かーいーねぇー」
「うわっ」
「海袮、今度やったらお仕置きレベルを一段階上げると言ったばかりでしょう。まったく全然反省していないようですね、本当に困った子。これはお説教かしら?」
「鬼ババ(ぼそっ」
「ちょっといらっしゃい(ゴゴゴゴゴゴゴ」
「なななにももいってなないよ!!!」
「口に出さずともよいことを口に出すからそうなる」
口に出さなくてもいい事を言った挙句、力でねじ伏せる人が言える事じゃないかと)
「何か言いたそうだな?」
「いえいえ、別に」
「…………喧嘩は駄目」
「そのつもりはありませんからご心配なく」
「ああ〜スッキリしましたぁ〜、やっぱり戦車は30mmで蜂の巣が──」
「いいわぁ……クスクス……」
「お前たちは我を狂人と言うが、コイツはどうなのだ?」
「少なくとも、常時危ない人とは一線を画していますね
「む……」
「だから! 私だって潜水艦ボコボコにしたいの!! レオナだって自由に戦車ぶっ飛ばしてるじゃんズルイ!!」
「レオナは外機グループであって、現実グループでも自衛隊機でもありません! 自衛隊機は私の指揮下にあります! 不許可!」
「ち、ち、畜生ー! パワハラだー!!」
「………………」
「なんだ、止めないのか?」
「…………論争に巻き込まれると…………火傷しそう」
ぽけ〜っ
論争の燃料にされてる当の本人は、まったく興味がないようですね」
「まぁ、レオナには関係のない話だからな」

海袮(P-3C)
自衛隊のP-3C。潜水艦を沈めたくてしょうがないが、許可が下りない。
衛子(F-4J改)
戦って斬って血を見るのが好き。喧嘩上等らしい。
レオナ(Su-34jk)
おっとりとした女の子だが、攻撃になると性格が攻撃的に変わる。
粉雪(E-767)
いつもほんわかしてるが、メガネをかけるとシャキッとする。
ルーヤ(Su-24)
剣技に長ける少女。ジェラとナイチチ同盟を組んでいる。
セラフィナ(B-2)
アリスより無口な女の子。心優しく、魂魄と会話できる。





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