第827回「俺の安眠を邪魔するとはいい度きょ──え? ね、ねおt」
2011/01/12

「う〜ん……何故、昨日は当たらなかったんだろう」
「どうしてでしょうね」
「…………あ! そうか!」
「え、なんですか?」
艦艇化してなかったからだよ! 精神体の状態じゃ、46cm砲弾もサイズダウンって」
「ああ〜!」
「あらあら」
「あたし達の場合は、サイズがちっちゃくても威力は同じだけど、そっちは?」
「同じですよぉ。でも、砲弾は拳銃の弾丸ほどに小さいですから、避けられたんですね」
「そういうことになるネ」
「でも、幾らなんでも避けるのは……」
「ですよね」
「う〜ん……」
「そんな訳で、今回は副砲も一緒にぶっ放そうよ」
「賛成ですわ」
「い、いいんですかぁ? やっぱり睨んでますよ、アリスさん。無表情で
「いいのいいの、ガーベラが抑えてるからいいの」
「ささっ、ドカンとやってしまいなさいな」
「わ、分かりましたぁ!(艦艇化」
「えいっ(ドンドンドンドンドンドンドンドンドンボォボォボォボォボォボォォォン」
「どぁぁぁぁ!?」
「げぇー、やっぱり避けた」
「冗談じゃありませんわ」
「そんな馬鹿なぁ〜」
「つーか距離離れすぎてんじゃないの?」
「この姿では仕方ありませんよ〜」
「まぁ、それ以上にどうやって避けたって話だけど」
「やはり、精神体の姿で接射しかありませんわ」
「精神体化)わ、分かりました!」
「よし、では背中に乗りなさい」
「早くしないと逃げてしまいますわ」



「………………居ない」
「なんと素早い」
吹っ飛んだのでは?」
「そんな感じはしないネ。確実に逃げてるよこれは」
「いったいどんな方法で?」
「う〜ん、謎だ」

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
もみじ(JE-1)
丁寧な言葉遣いとは裏腹(?)に、策士。翼の姉妹達の中ではリーダー格。
大和(BSN-6)
強いくせに、いつもおどおどしている。何故か迷い込んでくるが、航空ガールではない。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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