第831回「気合と根性でぶっ壊せば最後には爆発する」
2011/01/16

「第831回……第831回……う〜ん……う〜ん……」
「何を唸っているの?」
「あ、リーネ。いやぁ、なんか中尉にさ、『今回はお前に任せるからテキトウにやってくれ』って言われちゃって」
「ふーん……それで唸ってたのね」
「それで、何かネタは思いついたのかな?」
「うーん……」
「はちさんいち……はさい?
「お?」
破砕だね」
破砕ね、第831回だけに」
「それだ! つまり何かを破砕すればいいわけだね」
「破砕、粉々に砕けること。また、粉々に砕くこと。どうするの?」
「うーん……丁度、あそこにティアが(機体化して)飛んでるから、破砕してみる?」
「どうやって?」
じ〜っ
「イヤだからね」
「え〜」
「もう、しょうがないわね(ガシャッ」
「うわぁ……ガトリングの先端にドリルがついてる
「ふふふ……しかも今回は改良済み! なんと、このまま発砲できるのよ! ほら、この7本の砲身の真ん中、丁度いいスペースがあるでしょ? ここにつけたの。だからドリルで掘りながら撃てるわけ」
『GAU-8 Avenger』で検索……と、確かに結構なスペースがあるね」
「破砕なら劣化ウラン弾だけでいいじゃん」
「それじゃあロマンがないわ」
「ドリルってロマンなの?」
勿論そうよ」
「そんなバカな……って、そうこうしているうちにどっか行っちゃったよ」
「その辺の岩でいいんじゃないかな」
「OK!(ダッシュ」
「あ、都合よくあった巨大な岩石に、リーネが突撃した!」
「ねぇーねぇー、あんなに近いきょりで撃ったら、すごくあぶなくない?」
「変な力で防ぐからいいんじゃないの?」
「あ、何故か爆発した
「なんで岩石が爆発するの?」
「爆弾でもしかけてあったんじゃないの?」
「誰が仕掛けたんだい?」
「さぁ……? 演出じゃないの」
「なんの」
「さぁ……?」
「…………」
「…………」
「…………」
「あ〜っ、すっきりした!」

リーネ(A-10A)
渾名はガトリング・ボア。戦車を撃ち抜く事に快感を持っている。
シンディ(F-86D)
コレットを抱き枕にする、生粋のロリコン。
コレット(2.75in.FFAR)
割と臆病なネズミっ子。だが自爆は断固拒否。
メルル(RAVI TD)
妹月と百合百合。IAIの悲劇(?)、米に撃墜(横槍的な意味で)された。





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