第882回「違わないようで違うような違わない言葉のようで違う言葉」
2011/03/08

昨日の続きだけどさー」
「いやもういいよ」
「なんで!?」
「そういうネタは一回で終わりですよ」
「別にいいじゃん、ながぁーーーーっくやってれば、前にやったネタとかぶる時だってあるさ!」
「昨日やったばっかりだろ」
「そういうこと」
「さ、くだらない事やってないで哨戒に戻るぞ」
「待ってよー」
「待たない」
「聞いてよー」
「聞かない」
「たーのーむーかーらー」 ←志乃の周りをぐるぐる回ってる
「だぁぁ! うざったい!!」
「またですか、また駄犬ですか?」
またって」
「仕方ないから聞いてやる、5秒だけな」
「短い」
「じゃあ10秒」
「OK!」
(OKなんだ)
「鉄くずもくず鉄も同じだけど、魚雷と雷魚は違うよね?」
「……は?」
「だから、鉄くずもくず鉄も同じだけど、魚雷と雷魚は違うよね?
「ああ、やはり駄犬ですか」
「聞く価値なかったな、これは」
「なんで?」
兵装と魚じゃ違って当然だろ!」
「でも言葉の上ではひっくり返しただけじゃん! 鉄くずとくず鉄は同じなのに、魚雷と雷魚は違う……大発見だよ!
「それ、本気で言ってます?」
「うん」
「本当に?(じーっ」
「う、うん……」
じーっ
「や、やめて! そのの目で見られると3D酔いする!!
3Dメガネかよ……」
「つまり嘘と、冗談と」
「ハイ、ウソデス」
「はい、結構です。では帰りましょう」
「うぅうぅ……なんだか不完全燃焼だー!」
「不完全燃焼って言ったって、このあと続かないだろ。このネタじゃ」

海袮(P-3C)
自衛隊のP-3C。潜水艦を沈めたくてしょうがないが、許可が下りない。
志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。
伊理奈(F-2A)
冷静な性格で、志乃と大の仲良し。アカは別にどうでもいいらしい。





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