第917回「有人宇宙船が外宇宙に出られるのはどのくらい先だろう」
2011/04/12

「地球は青かった……」
「あ、それ知ってるー。ユーリ・ガガーリンの言葉だね」
「1961年4月12日、ソ連は世界初の有人宇宙船ボストーク1号を打ち上げ、大気圏外の旅を成功させたのであります。その時の宇宙飛行士が、有名なユーリ・ガガーリンでありますね」
「打ち上げに使ったの、R-7ラケータでしょ、原型」
「サップウッドICBMだね、これ自体も世界初のICBMだよ」
「しかし、宇宙の旅でありますか……憧れは、それなりにありますが」
「やってみるかい?(スッ」 ←ASM-135を出した
「いえ、遠慮します」
「お前またやるつもりか」
「そう言えば、クリスの発射は失敗したね。あのあとレンには逃げられたし……もう一度やってみるかい?」
「やだ」
「なんの話?」
「そうか、リェースがやってくれるのか(ガシッ
「え?」
「ちょっと、いたいけな子狐になんて事を。そういうのは、同志クリスの役目であります
「嫌だっての。それならエルテアのほうがいいだろぉ? ほら、なんかロケットみたいな形してるし
「これ見よがしのエアインテイクがロケットっぽくないので却下」
「あれは、ラムジェット推進的な雰囲気であります」
「なら私なんか全然ロケットっぽくないだろぉ? 打ち上げんなよ」
「打ち上げるんじゃないよ、高空まで運んで、そこから発射するんだ」
「だから打ち上げだろ」
「ロケットなら居るじゃん、それその物が」
「ああ、居ましたね、そう言えば」
「おー居る居る、ぴったりなのが」
「コレットか」
「じゃ、コレット飛ばそうぜ」
「いたいけな子鼠を打ち上げるなんて、正気じゃないね」
「プリシラさん、ちょっと表出ましょうか?
「はっはっはっ」
「何? どういうこと?」
「お前鈍感ってかなんていうか」
「えー?」
「だからー、リェースを打ち上げるのは良くてコレットは駄目とは云々かんぬん、ってトコだろ?」
「あぁ〜↑」
「で、誰打ち上げんの?」
「あれ、打ち上げる話で決まりなんですか?」
「う〜ん、今までの話をまとめると……クリスを打ち上げるしかないようだね」
「え、なんでそうなんの」
「どうやら、打ち上げてもらいたくてたまらないみたいだからさ(ガシッ」
「マジかよ」
「同志クリス、ちゃんとあの台詞言ってくださいね。地球は青かったって」
「おねぇちゃん、お土産よろしくね」
「ふふふ……では行こうか?」
「行くわけねぇだろ」

ジェラ(Su-27)
ぺったんこ。女の魅力は戦闘力、らしい。
リェース(MiG-31)
頑張り屋だが、それがドジに繋がる事のほうが多い。ボクっ子。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
プリシラ(F-15C)
全身兵器。ジェラを色々な意味で狙っている。





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