第922回「とりあえず登っとけ」
2011/04/17

ヒルクライムって、登坂競技の事だよね?」
「うん、そうだよー」
「じゃあ、昼クライムは?」
「え?」
(また文章じゃないと伝わらないネタを)
「昼を両手足を使ってよじ登る?」
「意味わかんねぇよ」
「昼が登る」
「太陽的な意味で?」
「昼に巻きつく」
「昼寝的な意味で?」
「昼を飛ばす」
「昼寝的な、意味で?」
「昼を歩む」
「おー、それが普通だよ。昼は起きる時間」
「でも、夜勤の時は逆転しますよ?」
「あー、そうかぁ」
「ヒルクライム」
「……だから?」
「海袮、何が言いたいの?」
「カタカナじゃ判らないか……じゃあこれでどうだ──」
蛭クライムとか言いませんよね?」
「…………」
「図星かよ」
「何それ、蛭の山登り? あ、山って言うかアレだよね、人登り?
「蛭のヒルクライム」
「見てても面白みがありませんね、それに嫌過ぎです」
蛭だしなぁ」
「ばっか! 蛭だってなぁ、蛭だってなぁ!」
「蛭だって?」
「キモイだけで面白くないよね」
「あのなぁ……」
「でも、気持ち悪いですよね。血、吸いますし」
「ねー。なんでアイツ、血ぃ吸うの?
吸いたいからだろぉー?」
「そりゃそうだけど」
「なんか全長40センチから50センチくらいになる蛭がいるらしいぜ?」
「見たくありませんので名前は出さなくて結構です」
「まぁそう言うなって! ヤツワクガビルな? コイツ、これまた全長40センチにもなる大型ミミズを丸呑みするんだってさ」
「ググらないぞ」
「え?」
「絶対に、(画像を)ググらないからね!!」
「うわー、でか!! ほら」
「って早速ググるな見せるな!!
「私、こういうの苦手なんです……」
「まぁーこういう系は、嫌悪感示す人多いよね。無理もないけどさ」

ルナ(Su-37jk)
身体は小さいが、行動は積極的。
海袮(P-3C)
自衛隊のP-3C。潜水艦を沈めたくてしょうがないが、許可が下りない。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
シンディ(F-86D)
コレットを抱き枕にする、生粋のロリコン。





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