第939回「掘って掘って掘りまくれ!!!」
2011/05/04

「う〜ん、原発の避難関連……帰宅できるのは早くても来年頭か」
「……報道ではそうでしたね」
「それよりも早いかも知れないし、遅いかも知れないが……テンション下がるなぁ。いや、わかっちゃいたけどさ、田舎ってのは第二の故郷な訳よ。山で遊んだ思い出とか色々あるのよ。やっぱ萎えるよね」
「まーそりゃネ」
「しかしあと半年か。なげぇな……はぁ、とりあえず俺は帰るから、あとは適当によろしく」
「ほいほい、りょーっかい。って、アッキー……今日は掲示板のレスやるんじゃなったの?
「うぐっ……途中で、ね、寝ちまったんだい!!
「またですかぁ」
「明日が休みなら今続きをやるが、仕事だからな。帰宅後で。んじゃ、よろしく」
「……はい」
「まったネー」
「…………どうしよう?」
「ネタ、ネェ……なんかある?」
「…………………………」
「ないのネ。んじゃ、テキトーに廻ってみますか」



「じゃーっん、どう、これ?」
「どう?って……ドリル?
「アハハッ、ドリル! ドリル!」
「ガトリングの先にドリル」
「そう、以前作った物ね!
「──ってまさか!?」
「そう! 今回は第939回……つまり、掘削よ!」
9=クッ 3=サ 9=ク だね、アハハッ」
「その通り!」
「て言うかその形状のドリルで、掘れるの?」
円錐に螺旋状の溝だね」
「掘れるの?」
やろうと思えばなんでもできるわ」
「そんなわけない」
「それっ」
「アハハッ、掘れてるよ!」
「うそぉ」
「あっはははははははは! 岩盤は紙装甲!(ガリガリガリ
「ていうかあれ、絶対変な力使ってるって!」
「イカサマ? アハハッ」
「でも、なんだか凄く満足そうだから……ま、いっか」
「悦って状態?」



「掘削ですかい」
「……掘削だね」
「て言うか何処まで掘る気だろ?」
「……リーネさん、見えなくなっちゃったね」

アリス(Su-37jk)
無口で無表情だが、まったく喋らない訳ではない。
リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
リーネ(A-10A)
渾名はガトリング・ボア。戦車を撃ち抜く事に快感を持っている。
レン(SR-71A)
でかい翼を備えるツンデレ。割と邪魔なので、普段は縮めている。
スージー(SEA HARRIAER FA.2)
変化魔法を操る犬っ娘。いつもだいたい笑ってる。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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