第943回「HAHAの日には毎回ワインを贈る」
2011/05/08

「アッキーってば、母の日のプレゼント買おうとしたら、財布忘れてて買えなかったんだってサ」
「マヌケじゃのう」
「まぁ、明日買うらしいけどネ」
「で、お前たちは誰に贈るんだ?」
「贈るって言ったら躑躅だネ、あたしら親って存在がないし」
「躑躅は、精神体化されておらぬがのう」
「そうそう。躑躅神社に供えるくらい?」
「そうか。航空ガールには親って存在がないからな、私は司令殿に贈るよ」
「ウチのお母さん役だものね」
「何故かご飯作ったりするんだよなぁ、忙しい時は謎の食堂で済ませるけど」
「粉雪は現役の機体だからネ、毎回って訳にはいかないだろうけど、作れる時は作ってくれるんでしょ。いいなぁ」
「もみじ殿にでも頼んでみるかの?」
「いいよぉ、凄くヤバイ料理とか出てきそうだし。真っ黒焦げどころじゃないのとか」
「あらあら」
「あ、あはは……」
「もみじって料理できるのか? アリスがカレー作ってるのは見た事あるけど」
「あら、勿論できますわ。これでも、それなりに自信はありますのよ」
「リエナのほうが出来なさそうじゃな」
「う……そりゃ、できないけどサ」
「ガーベラさんは出来そうですね」
「まぁそれなりに」
「レオナは?」
「さぁ、どうだろうネ」
「訊いてみない事には分からぬ」
「出来そうな、出来なさそうな」
「微妙だよネ。そっちは?」
「できない」
「できません」
「海袮もできなかったね。衛子はワイルドそうだからパス
「美風さんはどうなのかな?」
「うーん、美風は……どうなんだろ?」
「分かんないのネ」
「まぁあの性格じゃからのう」
「案外、得意かも知れませんよ」
「でも、面倒だから作らない、って」
「あー、それはありそうだなぁ」
「確かに」
「んで、粉雪には何贈るの? やっぱカーネーション?」
「いや、私はケーキ
「私はシャンパン
「カーネーションは衛子が贈るって言ってたからな。被らないように、みんなで調整したんだ」
「なるほど、それはいい考えですわ」

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
もみじ(JE-1)
丁寧な言葉遣いとは裏腹(?)に、策士。翼の姉妹達の中ではリーダー格。
ガーベラ(Su-37jkE)
翼の姉妹達から、姉のように慕われている。レオナを溺愛。
志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。
伊理奈(F-2A)
冷静な性格で、志乃と大の仲良し。アカは別にどうでもいいらしい。





第942回へ  第944回へ

戻る
トップ