第948回「なんと不吉な! こういう日は寝ちまうに限る!!!!」
2011/05/13

「あ、今日って13日の金曜日ジャン」
「ふ、ふ、不吉だー!!! ってなんで不吉なの?」
ジェイソンだからじゃないの?」
「日本では、その程度の認識でよろしくってよ」
映画・13日の金曜日に因んでネ。英語圏じゃ、またちょっと違うけど、この映画自体がアメリカの映画だしネ」
「で、不吉なの?」
「さぁ? 所詮迷信だし、気にしても仕方ないっしょ」
「それはそうですわ」
「でも、こういう時ってセラが元気になってそうで怖いネ」
オォォオォォオォオォオォオォ
違う意味で元気だねぇ」
「周りに霊気?みたいなのが見えるし」
セラが一番不吉ですわ」
「セラは信仰心が強いから、仕方ないのだ」
「信仰心と言っても、方向性が違うけど」
「どっちかって言うと、邪神?
「いやあんたらサ、アレほっとかないでなんとかしてよ。また悪霊とかわんさか寄って来るでしょ」
「大丈夫だ、セラのほうが格が遥かに上だからな」
「そうそう、セラが居る限りは悪さできないわ」
「そういう問題じゃぁ、ないと思うんだけどなぁ……」
オォォオォォオォオォオォオォ


 λ........ λ....  λλ...


オォォオォォオォオォオォオォ
「ほら、なんか集まってきてるし」
「あんたんトコの爆撃機なんだから、あんたがなんとかしなさい」
「わたくし? 嫌ですわ、面倒くさい」
「じゃ、やっぱ35と49がやるしかないよネ」
「いやー、正直、我らはセラの変な力で留まっているに過ぎないからなぁ」
「格としては微妙な位置よねぇ」
「まぁ、こちとら兵器だし、あの程度の奴等なんともないが……数が多いしなぁ」
「少数なら交渉できるけどねぇ?」
言葉と実力でな」
「じゃどうするの、あれ」
「放っておけばいい。適当なところで、セラが処理するから」
「処理……って?」
「悪い子は冥界送り、良い子は外の世界へ送還」
「閻魔様かよ」
「いや、それちょっとちがくない?」
「なるほど、その為に集めているのね?」
「いや、ありゃただ単に、溢れ出るセラの力に惹かれて来ちゃってるだけ」
「そうそう。外の世界から迷い込んだ、霊的なものがね」
「ああ、つまり何も考えていませんのね

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
海袮(P-3C)
自衛隊のP-3C。潜水艦を沈めたくてしょうがないが、許可が下りない。
エイリ(YF-22)
人を見下す感がある、高飛車な女性。意外と可愛いところもある(らしい)。
セラフィナ(B-2)
アリスより無口な女の子。心優しく、魂魄と会話できる。
YB-35(YB-35)
言葉遣いは男っぽいが、女の子。セラフィナに取り憑いている。
YB-49(YB-49)
セラフィナに取り憑いている、気立ての強い女の子。





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