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「……おや……今回は……苦労……だね……」 |
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「はぁ、なるほど……第960回、9=ク 6=ロ 0=……あれ?」 |
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「…………どうした?」 |
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「くろう、ですよね? 960じゃ、くろお、では?」 |
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「……違うね……くろー……だね……発音してご覧……変わらないから」 |
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「確かに、発音的にはあまり変わりませんが……」 |
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「なんのお話ですか?」 |
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「あ、ルナさん。苦労って、くろーと発音しても良いのでしょうか?」 |
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「う〜ん、どうかなぁ。日本語って、長音で代価したりしますからね。とうきょう→とーきょー、とか」 |
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「……ならいいじゃないか……今回は……苦労回だよ……」 |
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「了解しました。では、丁度いいので強制連行してきましょう」 |
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「誰をですか?」 |
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「ほら、あそこに現実逃避に来ていらっしゃるお方が」 |
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「ああ、なるほど」 |
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「うわぁぁやめろ、俺はスパイなんかじゃない〜!」 |
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「何を言っているんですか」 |
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「いや、ほらロシア機に拉致されたらさ、言わざるを得ないじゃないか?」 |
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「なんだか引っかかりますがまぁいいでしょう。中尉殿、あなたは苦労してますか?」 |
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「唐突な質問だな。俺が苦労してないように見えるか?」 |
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「……見える」 |
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「見えます」 |
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「どっちかって言うと、してなさそうですね」 |
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「待てや! 確かにサボリ気味だけどな、だけどな! 現実世界ではすげぇ苦労してんの! もうね、家に帰ると布団が俺を呼んでいるレベルだ」 |
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「ああ、それで寝落ちするんですね」 |
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「なるほど?」 |
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「いや、それもあるけど……書いてる途中でってパターンも多いな。なんせそれくらい疲れてるんだ、もっと労わってくれ」 |
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「……却下」 |
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「中尉殿には気合が足りません。あの頃は良かった……(遠い目」 |
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「2006年以前ですね」 |
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「いや、ほら、若かったし?」 |
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「年齢的にはまだ若いのでは?」 |
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「いやほら、気持ちが若かったのさ。気持ちが」 |
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「またそういう言い訳をして、駄目ですよ」 |
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「…………で……あと半年だけど……2話も更新できるのかい……?」 |
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「で、できるよぅ」 |
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「急にウジウジし出しましたね」 |
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「自信がないのでは?」 |
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「でもできる筈であります。休日ならば、20%以上書く事だってあったのですから」 |
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「あれはアレですね、本当にギリギリの状況でしたけど」 |
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「年内更新無し!?の瀬戸際でしたからね」 |
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「…………結局やる気次第なのさ……」 |
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「ぼちぼちやらんとなぁ」 |
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