第971回「便利に使えて苦労がないのだ(と思う」
2011/06/05

「おや、今回はクナイですか」
9=ク 7=ナ 1=イ だネ」
「ふむ、忍者道具の一つじゃな。棒状のもち手に、矛先のような両刃が付いておる」
「漢字では、苦内・苦無って表記されるネ」
「壁を登るのに使用したり、穴を掘るのに使用したり、手裏剣として投げたりと、用途は様々だったようでありますね」
今 製造すると、銃刀法違反で捕まるよ」
「実際、書類送検された例があるのう」
「刃をつけなきゃOKなのカナ?」
ゴム製にしたら良かろう」
プラスチックに重りをつめたほうが良いのでは?」
「でも金属の手触りは出せないよネ」
「手触りは難しいのう」
「やはり本物でないと駄目でありますね」
「捕まるけどネ」
「まぁわらわには関係のない事じゃな(軍刀を眺めながら
「あんたまーたそれ持ち出して」
「マスターである橋野中尉殿の物でしたね」
「うむ。まぁわらわも准尉ゆえ、軍刀を所持する権利はあるがの」
「あたし達ってば、軍服着てないしネー。だから支給もされてない」
「着ないのですか?」
「んー、大事な時だけカナ。軍人扱いではあるけれど、微妙な感じ、人間扱いではあるけれど、微妙な感じって」
「そもそも覚醒時には合うサイズがないがの、アリス、リエナ、もみじ殿は」
「ネ、どーみても子供だしネ」
「ガーベラさんとレオナさんは、普通に合うサイズがありそうですね」
「あるがの、やはり普段は着ない」
「好んで着てるMCも居るらしいけどネ」
「なるほど」
「ところで、何故この話に?」
「あれ、なんの話してたっけ?」
「えーと、なんでした?」
クナイじゃ」
「あー、そう言えば」
「話題が途中で変わるのは、雑談小屋だから仕方ないのであります」

リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
ガーベラ(Su-37jkE)
翼の姉妹達から、姉のように慕われている。レオナを溺愛。
ジェラ(Su-27)
ぺったんこ。女の魅力は戦闘力、らしい。





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