第975回「しりとりだけに……とり……だけに……ブハハ」
2011/06/09

しりとりしようぜぇー」
「いいだろう、このあいだのリベンジだ」
「なんだ根に持ってたのかよ」
「当たり前だ! 『イ』ばっかりふりやがって!
「あっはっはっ」
「今回は負けないからな! 私からだ!」
「あー、ちょい待ち。縛りつけよう、縛り」
「いいだろう、なんだ?」
「鳥縛り」
「え、えらく狭いな……」
「んなことないぜぇ。因みに、イーグルと鷲は別カウント。意味分かるよね?」
「同じ鳥を指す言葉でも、言語が違えばOKということだな」
「そうそう。あと、ちょっと難しいから、30秒だけネットで調べてもOKね」
「よし、ではまず……そうだな、日本の国鳥、雉(キジ)
「軍鶏(シャモ)」
「モ? モ……百舌(モズ)!
「スカイラーク(雲雀:ヒバリ)」
「熊鷹(クマタカ)」
「鵲(カササギ)」
「キ…………黄足鴫(キアシシギ)
「キングフィッシャー(川蝉:カワセミ)」
「シャー、だからヤか。ヤ……山原水鶏 (ヤンバルクイナ)!」
「ナ……鍋鶴(ナベヅル)
「る、る……る……瑠璃雀(ルリガラ)
「雷鳥(ライチョウ)」
「鴬(ウグイス)」
「スパロー(雀:スズメ)」
「ロ……ロック(深山烏:ミヤマガラス)」
「首輪金黒(クビワキンクロ)」
「ロ? ロ……ロ……ロがない!!
「ほらほらぁ、ロだよ、ロ」
「て言うかまたこのパターンか!」
「なんでもいいからロだよ、ロ」
「ロ……ロ……ロー! ない!!」
「ハイ時間切れぇ〜」
「ぐぬぬ……」
「うーん、これちょっと難しかったなぁ。流石に鳥縛りはキツイな、動物縛りくらいにしとこう」
「何ぶつくさ言ってるんだ?」
「いや、鳥縛りは正直きつかったね!って話」
「ならやるなぁ!」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。





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