第993回「ケイドロとかも得意だったぜ」
2011/06/27

缶蹴りしようぜぇ〜」
「缶蹴りでっすか。缶蹴りってなんでっすか?」
「あー、缶蹴りっていうのはだなぁ──」
「ググれ」
「──そうそうググ……はぁ」
「ふむふむ、成る程」 ←ググった
「空き缶が必要だね」
アルミ缶があるからこれで」
強度不足だろ、スチール缶持ってこい」
「こいつが耐えられなくなったらね。それじゃ鬼決めるよー、じゃんけん……ぽいっ」
 グー
 グー 
 チョキ
 グー
「あ〜、私が鬼かぁ」
「よし、蹴るぞ……それ!(カンッ
「そら隠れろー!」
「ひ、拾いに行くんだよねっ?」



「志乃ちゃん、みぃーつけた!(缶を踏んだ」
「げぇ……」
「あとは……」
「ッチ……この私が後れを取るなどと」
「ここかなぁ? いないなぁ」
「早く誰か蹴らないかな」
「こっち……かな?」
「早く蹴ってくれ! 我慢できない!!」
「あ、リリィお姉ちゃんみぃーつけたっ(走って缶を踏んだ」
「う、うわわっ、そんな馬鹿なー」
「意外とやるじゃないか」
「うん、面白いね! あとはクリスお姉ちゃんか……」
「しかし人数が少ないのでは?」
「じゃあ誰か暇そうなの捕まえるか」
「それがいいでっす」
「居ないなぁ……こっちかなぁ」
「何処に隠れてんだ?」
「さぁ?」
「おっかしいなぁ、居ないよ?」
「…………」
「…………」
 ダッ
「あー!」
「おぅら!(カンッ」
「それ逃げろー!」
「次は炎尾で蹴って(?)いい? 燃やすぜ」
「それ駄目ーっ」
「アルミ缶の発火温度って何度だー!?」
「おおおお! それではまた明日ー!」
「もうちょっとだったのにーっ」

志乃(F-1)
アカが大嫌いな、チビで生意気な女の子。
チェカ(MiG-29)
リェースとはジェラを取り合う仲。疲れやすい体質。
クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
リリィ(F-5E)
トラ・トラ・トラ、MiG-28なんて知りません。Not,野菜 Yes! 肉!!





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