第996回「今ならばっちり観測できたんだろうけどねぃ」
2011/06/30

「今日ってアレだね、ツングースカ大爆発が起きた日だね」
「アヴェンジャー的な意味で?(ガシャッ」
「そのツングースカじゃねぇよ」
「……?」
ツングースカ自走対空砲がアヴェンジャー・ガトリングガンで大爆発!的な意味で、って言ったんでしょリーネは」
「ああ、そういうこと」
「ったく。仕方ない説明しよう! ツングースカ大爆発とは、現地時間1908年6月30日7時2分ごろに起きた、謎の空中大爆発の事だよ。ロシア帝国のツングースカ川上空で起こった爆発は、約2,150平方キロメートルの木々をなぎ倒し、半径30キロメートルの木々を炎上させ、1000キロ離れた家のガラスも割れたそうだよ」
「何かの実験でもしたのかい?」
「原爆かしら?」
「おいおい、1908年だぜぇ? 日露戦争直後だよ、原爆はあり得ないでしょ」
「う〜ん、確かに」
「いろんな説があるけど、未だに原因は不明。2008年に新たな説が出たけど、このままずーっと謎になっちゃうかもね」
「宇宙人説とかは?」
「そりゃ勿論ある。こういう類の話では、むしろあって当然、ないほうがおかしいってくらいに勿論あるよ。ま、現地の樹木や昆虫の異常な生育もあったらしいから、そういう可能性もあっていいかもね」
「異常な生育?」
「なんか、成長が停止したり、異常に早く成長したり、新種が出現したりしたって話だけど、私が直接この目で見た訳じゃないからどうなんだろうね」
「それはそれでワクワクしてこない?」
「ワクワクはするけど、マジで異星人だったらどうするよ? なんか、人類は20年以内に異星人と接触する!!と発表したロシア人学者も居るらしいぜぇー? 因みについ最近」
「う〜ん、異星人かぁ……友好的ならいいんだけど、侵略的だったらどうしよう?」
そういう時こそアメリカ様にやってもらわないとねぇ?」
「え、ちょ、何その目
「ノーコメント」
「でもそれで成功したら、ますますアメリカの発言力が強くなるよ? ロシアとしてはそれは見逃せないんじゃないかな」
「あーそりゃそうだろうね。ただでさえやりたい放題なのに」
そっちに言われたくないよー」
「どうでもいいけど、翻弄されてる国々の事も少しは考えなよ」
「ま、それは置いといて」
「こらこら」
「話し戻しましょうよ、すぐ脱線するんだから」
「おっといけねぇー。発生した時期が時期、日露戦争直後・ロシア革命直前だったから、ロシア国内は不安定。そんなこんなで、現地調査は13年たってからやっと始められたんだなこれが」
「あー、それじゃあ謎になっちゃうのも仕方ないね」
「13年も経っていては、ね」
「ま、この時期に家庭用ビデオカメラが普及でもしてりゃ、誰か一人か二人は撮影してたかもしれないけど、1908年だからね」
「う〜ん、タイムマシンが欲しいわ」
「おいおい、そんなもんできたらそちらさん、ヤバイんじゃない? あーんな事やこーんな事、バレそうじゃない?」
それはお互い様じゃないの?」
「まったくえげつない」
「あなた人のこと言えるの?」
「なんの事だかよく分からないなぁ」
「同志中尉も、タイムマシンなんてモンができちゃったら、ヤバイ事あるんじゃない?」
「あるある絶対ある」
「むしろない訳がない
面白奇行とか?」
「うわーやべぇーそれー、タイムマシンなくてよかったな! 同志中尉!」



「──はぁぁぁっくょぉぉぉぉん!! はっっっっきしょん!!」
 びくっ
「畜生、誰だ俺の悪口言ってんのは。まぁ、どうせリエナあたりだろ」
「……然様で」
「ちょっと! あたし目の前に居るんですけどー」

クリスティーナ(Tu-22M3)
割とネタに走る。後ろに立つ戦闘機は、容赦なく「炎尾」で一掃。
リーネ(A-10A)
渾名はガトリング・ボア。戦車を撃ち抜く事に快感を持っている。
シンディ(F-86D)
コレットを抱き枕にする、生粋のロリコン。
メルル(RAVI TD)
妹月と百合百合。IAIの悲劇(?)、米に撃墜(横槍的な意味で)された。
アリス(Su-37jk)
無口で無表情だが、まったく喋らない訳ではない。
リエナ(Su-37jkR)
元気でお調子者。偵察が大好き。
秋元 健太(無気力星人)
アリスのマスター、趣味と萌えに生きる無気力星人。





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