ACE COMBAT5 The unsung war〜謀略の破壊者・ラーズグリーズ〜



ACE COMBAT5 The unsung war〜謀略の破壊者・ラーズグリーズ〜
第3章 間隙の第一波〜セント・ヒューレット制空戦〜

1226時 セント・ヒューレット上空
「だいぶやられたようだな・・・」
空軍基地上空の戦闘機に手間取り、結局フェザー隊は2時間遅れでたどり着いた。
が・・・まだ敵機は空襲を続けている。Yak-38とMig-29Kが殆どだ。
「タンカーが爆発した!」
「信じられない・・・第3艦隊が沈んでいく・・・」
イージス艦3隻と駆逐艦6隻、巡洋艦2隻が撃沈されてしまった。
幸いにもCVヒューバード、ケストレルの2隻は生き残っているがヒューバードは艦橋に直撃弾を受けている。
そのせいで提督が戦死、現在はケストレル艦長のアンダーセン少将が指揮を執っている。
特にCVヒューバードが集中砲火を喰らっているが、何かあるのだろうか・・・?
「こちらブルーゲイル!CVヒューバードが集中砲火を受けている!友軍機は支援願う!」
「了解。フェザー01、支援する。」
2機のステルス戦闘機がヘッドオンでYak-38に突撃、20mmバルカンを撃ちながらすれ違う。
それだけでYak-38はもう落とされている。所詮ハッタリの戦闘機だ。
『It is foolish!フォージャーごときが私に勝てると思わないことね。』
「それもそうだ・・・次、行くぞ。」
爆弾を投下しようとしているMig-29Kをロックオン、AIM-9を発射。
敵はミサイルに気づき急旋回、そこをクラウスがレティクルに収め20mmバルカンを乱射。
鈍い金属音と共に火花を散らし、敵機はいきなりのように爆発する。
『Fantastic!撃墜よ。』
「褒めてくれるだけありがたいな。」
敵機からパイロットがベイルアウト。次の敵機はYak-38フォージャーだ。
ガンレンジまで接近。敵進行方向にあわせバルカンを発射。次々に銃弾を浴びせて撃破する。
『な・・・やられたのか・・・!?』
聴こえてきたのは謎の声。どう考えても無線ではない・・・
予備説明で訊いた残留思念って奴だろうか?
『Fuck you!死んだ人は黙ってなさい!』
「・・・何かあったか?フェメナ。」
『・・・なんでもないわ、マスター。」
フェメナもすこし気分が悪そうだが、クラウスはその気持ちを察して言う。
「わかった。なるべく操縦席は狙わないでおく。いつもの癖だ。」
『そうしてくれると助かるわ、マスター。』
「・・・わかった。さ、次狙うか。」
次は増援のSu-25・・・クラウスは敵機をロックオンする。
「こちらウィングアイ。友軍増援を確認しました。X-29Z4機とシーハリアー1機、F-5Eが2機です!」
「頼りになりそうにないな。ジルファルコン以外。」
そんなことをぼやきながら、クラウスはミサイルを発射。
AIM-9がSu-25に突き刺さり爆発。撃墜したようだ。
ミサイル残量はAIM-9を2発にAIM-120を4発。まだ空戦はできそうだ。
「ケストレルにSu-25が向かったぞ!」
『Jesus!空母がやられては元も子もないわ。行くわよ!』
F-23Aは制空戦から空母直掩に任務を変更、すぐに上空に向かう。


その乱戦の真っ只中にウィンド隊・・・もといウォードック隊は作戦空域に侵入する。
「サンダーヘッドよりウォードッグ。エッジ、編隊の指揮を取れ。」
「ベテラン差し置いてそりゃないだろ・・・」
冗談交じりにウェインは言ってみたが、いきなりエッジのF-5Eが前を空ける。
「そのとおりね。ウェイン、前に立って。私が後を守る。」
「ナガセ少尉、命令に従え。」
「いいえ、指揮はブレイズが。もう1番機を落とさせはしない。」
ほぼ、自分の責任で落ちたようなものだ・・・ナガセはそれを気にしているようだ。
その気持ちに応える必要がある・・・ウェインはその気持ちを汲み取り、無線を入れる。
「ウィンド01よりサンダーヘッド。異常なければウィンド隊の指揮を執りたいが・・・問題ないか?」
「サンダーヘッド了解。ウィンド隊、セント・ヒューレット上空の戦闘機を撃ち落せ。」
その途端、4機編成のX-29Zグリフォンがすぐ近くを駆け抜けていく。
「うろうろするな!そこらの敵機に落とされたいのか!」
「・・・っと、あぶねぇ!俺は3番機でいいよ。」
あのカラーリングと機体はジルファルコン隊・・・2時間遅れで到着したようだ。
「こちら第7要撃航空隊、ジルファルコン01。ジェイク・ウィンスロップ大尉だ。攻撃を開始する。」
「ウィンド01、エンゲージ!自由戦闘だ!」
シーハリアーとF-5Eの編隊が散開、ただちに敵編隊へ攻撃を開始する。
「了解。エッジ、エンゲージ。」
「チョッパー、エンゲージ!」
まずは手近な敵機・・・Su-25をレティクルにおさめAM610を発射。
30mm機銃でぶち抜かれた敵機は炎上、爆発を引き起こす。
「次は・・・!」
超低空飛行で橋の下を潜り抜けようとしているYak-38に狙いを定める。
降下してエンジン最大出力、ロックオンしてAIM-9を発射。もう1機はレティクルに収める。
ガンレンジでアデン30mmを発射。2機はほぼ同時に橋の真下で爆発した。
「だいぶやられてるな・・・」
港湾施設もやられ、ようやく艦隊陣形を組んだ7隻の艦が軍港より脱出を図っている。
煙を吹いているのはCVヒューバード。あの様子だと艦橋に深刻なダメージを追っているようだ。
「空母を守ってくれ!」
「了解。ソーズマン、ケストレル上空の敵機を殲滅する。」
あの無線は確かスノー大尉・・・ケストレルのエースだ。
「こちらブルーゲイル。直ちに母艦の護衛に当たる。」
エース2機なら、上手く艦の護衛はできるだろう。こっちは遊撃に徹してもいい。
「駄目だ。こちらはサンダーヘッド、空中管制指揮官だ。ソーズマン、ブルーゲイルはは東セクターに留まれ。持ち場を守り戦闘を続行せよ。」
「黙るです石頭。こちらCVヒューバード所属空中管制指揮官ウィングアイ。2機は母艦の護衛を願います。地上施設なんてもうどうでもいいです!港湾施設より空母の護衛を!」
「何だと!指揮の邪魔をするな!2機は東セクターにとどまれ!」
「空母の方が大事です!2機は直ちに空母護衛願います!サンバーンでヒューバードが中破しているんです!護衛しなければ沈んでしまいます!」
空中管制指揮官同士で揉め事が起こり、さらに混乱に拍車をかけてしまっている。
とにかく、全機で空母艦隊の護衛をするのが得策と考えウェインはCVヒューバード上空に向かう。
「・・・まだ残っていたのか!」
Yak-38を見つけ、ウェインはすぐに追撃に入る。
攻撃態勢に入ったフォージャーにレティクルをあわせ、AM610を発射。
エンジンから出火、敵機は錐揉みを起こし友軍艦近くに着水する。
「あの波間に浮いているのは・・・人?」
よく見ると、確かに友軍艦の近くに人が浮いている。
さっきフォージャーを落とした場所にもたくさんいた・・・われながらまずいとウェインは感じた。
「・・・見たのかよ、ブービー。」
「その名前で呼ぶな。ったく・・・俺も見た。」
戦争の現実というものはそんな感じだ・・・ウェインも不審船を撃沈した時はそんなの見慣れていたが友軍艦のをあらためてみると・・・やりきれない。
第3艦隊は何とか橋を抜けて港湾外に脱出・・・CVケストレルは損傷していないがCVヒューバードは酷い有様だ。
艦橋大破、防空火器全て使用不能・・・守らなければ撃沈されてしまう。
「こちらは空母ケストレル艦長。無事に脱出に成功した各艦、おめでとう。これより小官が指揮を執り、ケストレルおよびヒューバードを中心とした臨時戦隊を編成する。前方に敵艦隊の封鎖線がある。これを突破し、安全な海域へ脱出しよう。諸君の健闘を祈る。上空の味方機、援護を頼む。」
「空母が外海へ出る。頼むぜ誰かよう。あいつを無事に逃がしてやってくれ。」
やれやれ・・・と思いウェインは通信を入れる。
「誰か・・・じゃないだろうが。俺達が逃さなければ誰がやるんだ?」
「いいことを言うな・・・あんたはウェイン少尉か?まぁいい・・・CVヒューバード、ケストレルの危機を救えるのは俺達しかいないだろうが。わかってるのか!?俺達が何とかするんだろ!」
あれはリュート中尉・・・ウェインはようやく安心した。
士官学校の同期で、何度か共に訓練を受けたエース同士だ。

「わかってるよ・・・しっかりやるんだよね。」
メビウス1・・・フィンは自分に言い聞かせるように言った。
この戦場で頼れるのは航空支援だけだと・・・
その言葉が起爆剤になって艦船のクルーやパイロットの士気が一気に上がったようだ。
『フィン、やっちゃうよ。準備いい?」
「当然・・・来た!」
敵機はIl-38メイ。対潜哨戒機まで引っ張ってきたようだ。
「隊長・・・しっかりやるか。」
『マスターに同意。母艦はなんとしても守る。』
ヴィクセンとレンにも言われ、フィンはうなずくと最大速力で敵機に向かう。
背後に回りこみ、20mmバルカンをエンジンにぶち込む。
「ハープーン発射!」
「敵艦のミサイルだ!チャフばら撒け!」
チャフに引き寄せられ、敵艦の対艦ミサイルは艦隊を飛び越して海面に着水する。
逆にこちらのミサイルは敵スタトニイ級フリゲートを撃沈してくれたようだ。
「敵増援接近中です。機影11機。」
「そんなに!?」
かなり多すぎる・・・フィンはとにかくここを任せて増援をたたきに向かう。
なんとなく・・・嫌な予感がするのだ。
『機影確認。Su-47ベルクト8機とSu-27が1機、Mig-29とMig-31が1機ずつ。』
「たいしたことないね。」
『でも・・・4機がMLS機。しかも1機は二次覚醒完了してる。』
レナの言うことが本当だとすると、まずはそいつを叩く必要がありそうだ。
「まぁいいさ。叩くよ。」
F-15Irは敵編隊に接近。カラーリングも確認した。
「ゴルト1より各機へ。状況を開始する。リボンが相手だ、気を抜くな!」
「了解!」
敵編隊はゴルト隊。ベルカ戦争で大活躍した「円卓の王者」だ。
迂闊に機を抜けない・・・レイシスもそう言っていた相手だ。
『リボン相手かぁ。ちょっと辛いかも。』
「落ち着け、ルカ。自由空戦だ。」
フィンは隊長機に狙いをつけて追撃を開始する。
敵機は高速で旋回を繰り返し、なかなかロックオンさせてくれない・・・さすがゴルト隊だ。
『フィン、ルカって聞いたことあるんだけど・・・ベルカ戦争の時、アントン・カプチェンコのMCって。』
「・・・戦ってるのはカプチェンコ?ありえるね・・・!」
一瞬だけレティクルに収めて機銃を連射、すこし当たったが構わずに敵機は振り切ろうとしている。
前進翼のベルクト、なかなか機動力が高い強敵だ。
「追われているばかりではないぞ。フォックス・ツー!」
その途端に、敵機のパイロンに装備されていたAAMがいきなり発射、反転してこちらに向かってくる。
すかさずフィンはAIM-9をセット。気休めにフレアーを発射して急激に旋回する。
機首の延長線上にMig-29ファルクラム。狙っておくに越したことは無い。
「リボンだ!ブレイク、ブレイク!」
「ちっ、せっかくあと少しでいけそうなものを!」
Mig-29はF-5Eの追撃を諦め回避行動に移る。
が、フィンはその隙にM61A2を発射。機首にしっかりと銃弾を当てる。
「くっ、手ひどくやられた!!」
「無理するな、俺が相手だ!」
今度はMig-31が相手。覚醒すらさせていないから早めに撃破するに限る。
後に敵機、アラートがなっているがロックオンはまだしていない。
すぐにフィンは雲の中に隠れてIRシーカーを霍乱、旋回して後に回り込む。
「ちっ、後だと!?」
「・・・わるいけど、落ちて貰うよ。」
M61A2を発射。次々に銃弾がエンジンや操縦席を傷つけていく。
『敵機、風防損傷。』
「もう、終わりだ・・・やるつもりもないよ。」
フィンが機首をめぐらそうとした刹那、敵機は反転してこちらに向かってくる。
「え・・・!?な、何!?」
『覚醒させちゃったみたい!』
いきなりのように加速、AA-11を発射してきた。
すぐにフィンは旋回して回避、ミサイルはフレアーに引き寄せられてしまう。
が・・・もう敵機はAIM-9の射程外に出ている。
「こっちの有利な状況に持ち込もうかな・・・」
そうなればミーティアAAMはデッド・ウェイト。フィンはためらいなくロックオンをかける。
「フォックス・スリー!」
高速でミーティアAAMがはなたれ、敵機に一直線に向かう。
Mig-31は無理やりに旋回、こちらに機首を向けてきた。
この状態で先に回避するのは死を意味する。避けたらバルカンで撃ちぬかれるだけだ。
「フォックス・ツー!」
先にAIM-9を発射。敵機はAA-11でAIM-9を迎撃するようだ。
すこし速度を落とし、ミサイル同士が爆発するのを見てから出力を上げてM61A2を発射。
が、Mig-31の相対速度が速すぎてたいしたダメージを与えていない。高速で2機はすれ違う。
『動きの鈍いMig-31の割りにはやるじゃない・・・楽しくなってきたかも。』
『ボクに戦い挑んだのが間違いってこと。リボンに勝たせてもらうよ!』
高速でF-15Irは旋回、小さい半径でループしてMig-31を追撃する。
が・・・背後に敵機。Su-27だ。
『妹に手出しさせないであります!!』
『あちゃー・・・やばいの来たかも。ユークの白鶴だよ・・・』
垂直尾翼に描かれた白い鶴のエンブレム。そしてSu-27・・・間違いないだろう。
「ついさっき覚醒したばかり?あの敵機も。」
『そうみたい。やばそう・・・』
MLS機・・・覚醒を終えた敵の相手はかなり厄介だ。
せめて、1機だけでもひきつければ、何とかなりそうだが・・・
「ったく・・・俺が支援してやるよ。」
『支援するよ。フォックスハウンドは任せて。』
F-12DがMig-31の背後を取り、執拗に追撃を繰り返している。
同じような高速の迎撃戦闘機、面白い戦いになりそうだ。

「さすがにきついな・・・」
目の前のラファールにカプチェンコはかなり苦戦している。
動きに切れがあり、しかもなかなか早い。
「くっ、30mmを喰らった!隊長、先に離脱します!」
「どこの機体だ!?」
30mm機銃を搭載していそうな機体・・・目の前のハリアーだ。
増槽を積むべきところにAM610対戦車バルカンという物騒な物を搭載している。
『あいつはシステム機じゃないけどね・・・ウェイン・ラインハルト。国境警備隊だけど腕前は折り紙つき。』
「ゴルト2よりゴルト5、フォーメーションを組んでラファールを逃すな。私はハリアーを撃墜する。」
「了解!」
あのハリアーのせいでフリゲート艦が甚大なダメージを受けている上に友軍機もかなり撃墜されている。
カプチェンコは迷うことなくハリアーをロックオン、外付けパイロンに搭載されたAA-11を発射する。
コイツのステルス性などないようなもの。だからカプチェンコは翼にも武装を施して出撃している。
「ゴルト1、フォックス・ツー!」
ミサイルは目標を補足したが、フレアーを出して右旋回し敵機は回避。
カプチェンコが追撃しようとした途端、いきなり視界からハリアーが消えてしまう。
「何!?」
『後に敵機!ホバリングしてる!』
ハリアーならではの機能を最大限に生かした機動、それに嵌められたと気づいた。
が、それだけで諦めるつもりなどない。ペダルを蹴って無茶苦茶な角度で降下する。
敵機もそれを追撃、ミサイルのロックオンをかけてきた。
「まぁ、実戦には慣れるべきだろうな。貴様が落とした国籍不明機ごときと私をいっしょにしてもらっては困る。」
フラップと尾翼、カナードをすべて傾けてエアブレーキ代わりにして減速。
ハリアーがオーバーシュート、そこにGSh-30-1を乱射するが交わされたようだ。
『後にF-5E!』
「ほう・・・!」
「隊長機は落とさせない!」
20mm機銃を乱射してきたが、その程度でやられるつもりは全くない。
緩やかに旋回してF-5Eに追尾させている。
「いい2番機を持ったようだな、ウィンド01・・・惜しい。」
「何?」
「私の手で、同時に吹き飛ぶのだから。」
リミッターを解除、急激な旋回でSu-47をF-5Eの後ろにつかせる。
「ちっ!エッジ、支援する!」
「ゴルト6、7、8。私が誘い込む敵機を撃て。」
「了解。」
このフォーメーション戦法で幾多もの敵機を葬ってきた。その戦い方は15年前と代わらない。
F-5Eをフォーメーションに誘い込み、AA-11を発射。あとは任せておけば時間だけでも稼いでくれる。
「封鎖線がやぶられた!」
「何!?」
駆逐艦3隻、フリゲート艦1隻がミラージュ2000C、およびF-22AとF-23Aとジルファルコンの支援で撃破されたというのだ。
戦力をこの空域に集中させすぎたユーク空軍側の失態だ。
「ゴルト隊、任務は終了した。全機帰還せよ。」
「了解!」
1機もかけることなくゴルト隊はアドミラル・クズネツォフへと向かう。
数多くのミスが続いた作戦だった・・・先に地上施設ではなく空母を狙うべきだったし、手負いのCVヒューバードだけでも撃沈するべきだった。
オーシアはこの空域だけにMLS機を集中させてきた・・・作戦がどこかで漏れたのだろう。
「・・・ユークも大していい国家ではないな。」
『本当。ベルカよりやばいんじゃない?』
同感だとカプチェンコはつぶやき、そのまま帰還する。

「1,2,3・・・1、2、3機。何度数えても俺達は無事だ!」
「当たり前だろ?俺の指揮だ。」
ウェインは軽く笑うと、進路をサンド島へと取る。
「見てろよ、隊長の奴!帰ったら自慢してやる!」
「だといいんだがな・・・」
あの時不審船は撃沈したが、あの様子だと近くに空母がいる可能性が強い。
スキージャンプ式の空母なら、着艦フックさえ取り付ければ大抵の戦闘機は使用可能だ。
この前出現したMig-21ランサーもSu-22も艦上戦闘機に改造されていたとすれば・・・?
空中給油ではなく、直接来たとすればヘリで情報運用船が救助され、バートレット大尉も・・・
「こちらフェザー01、サンド島への転進を命令された。」
突然のようにフェザー隊2機が後からついてきた。
「何だっていつそんな命令受けたんだよ。きいてねぇよ!」
『ブリーフィングで言っていたはずよ。』
「やべぇ・・・全然訊いてなかった・・・」
ウェインとナガセは知っていたが、ダヴェンポートは全然聴いていなかった様だ。
『あらあら。ウォードック隊の3番機はたるんでいますわね。ブリーフィングすらまともに聞けないなんて。』
「無駄口を叩くな、エイリ・・・」
かなり嫌味なこと言ってくれたが、ダヴェンポートも負けじと言い返す。
「あの基地司令の退屈なブリーフィング聞いてそんな事いえるのかねぇ?」
『重要な部分まで聞き漏らす人に言われたくありませんわ。』
「うるせぇよ!あんなのきいてたら死んでしまいそうだ!」
あーあと思ってウェインは黙って聞いている・・・そんな間にナガセが通信を入れてきた。
「CVN-03ケストレルより入電。支援に感謝するとのことです。」
「わかった。」
個性的なメンバーだと思いつつも、ウェインはサンド島に帰還する。
途中、ダヴェンポートとエイリ、そしてフェメナまでまざった口論を聞きながら。

続く


あとがき
セント・ヒューレット沖で大空戦です。
ニムロッドなんていません。何であんなの交える必要があるのやら。
相変わらずユークはロシア軍機で固めてます。
Su-25もMig-29Kも艦上機のはず。Yak-38まで混ざっているのは・・・なんとなく。
で、サンド島所属のMLS部隊としてフェザー隊が。エイリとフェメナの口論が激化するかもしれません。
では。



 2006/10/20:あくてぃぶF-15さんから頂きました。
秋元 「エイリとフェメナはライバルですから(笑」
アリス 「……仲は悪くはないようです」

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