アリス「……制空戦闘機、フランカー・ゼロ」 秋元「制空せよ!」

Su-37jk フランカー・ゼロ “アリス”



アリス
「……アリスです。…………お話は苦手です」



アリス・パピヨンドッグ

 日本軍主力戦闘機、Su-37jk フランカー・ゼロ。2053年現在では、就役から約13年程経過している機体だ。
 Su-37jkは、ロシアの制空戦闘機Su-37のライセンス生産型であるが、日本独自の改造が各所に散りばめられている為、殆ど新規の機体と言っていいくらいの物となっており、開発には軍(当時・自衛隊)の技術者も派遣され、ウイング&フォース社にて製造されている。
 2014年に起きた『第二次イラク戦争』以降、軍事競争力増強が強く掲げられていった日本は、あらゆる兵器を国産でまかなう事を公言したが、一部の兵器に於いてはライセンス生産を行っている。



●名称
 フランカー・ゼロの[ゼロ]は、ライセンス取得をした2040年が、皇紀で言う2700年であった為。つまり、下二桁が[00]であるからで、これは第2次世界大戦中の[零戦]を意識したと見られる(零戦の零は1940年(皇紀で2600年)に採用されたので零式。零戦は[レイセン]と[ゼロセン]の二つの読みがあり、ゼロは間違いだとする場合があるが、戦時中、実際は部隊によってはゼロセンと呼んでいたところもあり、パイロットの証言もある。よって、「どちらでも良い」と言うのが結論だ。これは、敵性語を排除しようとしていた陸軍(大戦中期からはそうでもないが)と、あまりこだわらなかった海軍との違いだろう。現に、旧海軍では英語やアルファベットなど何の気兼ねなく使っていた。例えば海軍機の形式名はすべてアルファベットと数字で、陸軍機はカタカナと数字である)。

 ただ国内では、ゼロの名は完全国産機につけたかったという意見も根強い。フランカー・ゼロは公式愛称であるが、これは、F-2を「平成の零戦」「ヴァイパー・ゼロ」との非公式愛称で呼んでいた時と同様である。



●生い立ち
 かねてよりロシアとの水面下の交渉を行っていた日本は、2037年4月11日、Su-37本体の完全な設計図を受け取った。もともと、既に日露同盟条約(2039年1月15日)の締結が水面下で進められていたのもあるが、条約自体は多発するテロ組織による領空侵犯に対抗する意味合い、そしてそのテロ組織自体を撲滅する為の手段としての意味合いもあった。そんな中生まれたのがSu-37jkである。

 当時(2037年)Su-37は、数多くあるフランカーシリーズの中では既に旧式であったのだが、日本政府としてはライセンス料の高い最新型を契約するよりも、比較的ライセンス料が安いSu-37のライセンスを取得して、日本独自の改造を施した方が結果的には効率的であると考えた。中身はどの道、国産の物を使用するつもりだったからである。また、2040年に大型の空母を建造する事が決定されていたのもあり、艦上機化の実績(Su-33、Su-33M)があるのも好都合だった。
 ライセンス取得にあたって日露同盟が関係するのは言うまでもなく、北方領土返還の交渉材料として、Su-37を主力戦闘機として迎え入れたという面もある。また、ロシアの戦闘機を主力戦闘機に置く事により、日露同盟を強くアピールする政治的側面もあった。

 空母への搭載と、空軍への配備を両立するので、必然的に大量配備となる。その為には、できるだけ比較的低コストで高性能であるほうが望ましい。
 フランカーシリーズであるSu-37は、整備や運用のノウハウなど技術的に熟成されていた中に存在していた為、電子機器を除けば、当時の主力戦闘機としては安い部類に入る物であった。また、製造を自国内で行い、独自の改造を加える事(中身などを自国産にする)により技術力向上効果も期待できた。

 契約を済ませ設計図を受け取ったウイング&フォースは、2039年1月17日、Su-37jkの設計を完了。同時に、Su-37jkTの設計も完了し、3Dプリンタを併用したモックアップ製作が開始された(Su-37jkTは必要部分のみ)。量子コンピュータの普及が、高度な仮想空間設計や設計支援AIなど、従来よりずっと高度な設計・シミュレートを可能とし、元があるならば再設計は容易であり精度も高く、迅速な戦力化を実現できた。2039年3月12日にはSu-37jkRの設計が完了し、2039年5月27日にはSu-37jkEの設計も完了している。あとは試験・試作用のSu-37のロールアウトを待つのみとなる。
 試作用に発注されたSu-37は名目上Su-37だが、実際は輸出型のSu-37Kである。よって設計図もSu-37Kの物であった。また、中身は全部取り替える予定であったので、全て旧式の中古品で構成されていた。改造にあたって問題となるのは日本とロシアの規格の違いだが、日本産業(主に車)がロシアに進出し、日本規格・技術などが流れ込み、更には世界的のみならず日本航空機業界の主流がSI単位系になったなどの事柄の為、結果的に双方の規格違いは既に解消されていたので心配はなかった。とは言え、量産機は全て日本製部品を使用する予定であったのと、必要ならば変換器を作れば良いので問題はなかった(マレーシアなどでは過去に西側機器と東側機との融合がなされている)。

 2039年6月25日、ついに3機のSu-37がロールアウト。技術開発部航空機部門は早速改造に入った。設計された量産機とは構造が違うが(Su-37Kは#711・#712のSu-37(つまり最初のSu-37)よりも発展した構造であるが、Su-37jkは中の構造を強化設計されている為)、形状試験や改造ポイントの検証用であった為、要点を絞って改造したとの話である。エアフレームや外板の材質なども違うので、あくまで検証用なのである。

結果、2040年2月29日に試作原型機であるSu-37Jの1号機(Su-37J-1)が完成し、3月5日には2号機(Su-37J-2)、3月14日には3号機(Su-37J-3)が完成している。その後、2040年8月25日、ライセンスを正式に取得。2040年9月29日には量産1号機がロールアウトした。この量産1号機は各種最終テストをこなし、問題点が殆どない事が認められ、2040年12月10日には2号機以降の本格的な量産が始まっている。

 尚、Su-37J-1は航空博物館に保管され、Su-37J-2は2040年7月2日にSu-37jkTの原型機(Su-37JT)として改造され、2041年5月8日にはSu-37jkRの原型機(Su-37JR)に改造、Su-37J-3は2041年8月15日にSu-37jkEの原型機(Su-37JE)として改造された。この3機は量産化決定後、航空博物館で来場者を楽しませている。



●改造点
 Su-37jkのSu-37(あくまでSu-37であり、Su-37Kではない)からの主な改造点は幾つもあるが、一部抜粋すると以下の通りである。

 ・エアフレームの再設計
 ・RAM(電波吸収材。外板や塗料など)を多用
 ・機首の小型化(Su-27サイズ)
 ・垂直尾翼の小型化(Su-27サイズ)
 ・主翼・水平尾翼の折りたたみ機構追加
 ・ウイングレットの追加
 ・ピトー管を機首側面に移動。
 ・新型国産エンジンの装備
 ・TVCの3次元化(パワーロスの少ない丸ノズル型の物になっている)
 ・ノーズ・ギアのカタパルト対応化、メインギアの強度増加
 ・アレスティングフックの追加
 ・30mm機関砲を国産の20mmガトリング砲に変更
 ・高出力レーダーの装備(合わせて機首もSu-27サイズになっている)
 ・各種妨害装置の強化(前縁フラップに搭載など)
 ・各種受動探知装置の強化(光学、赤外線、紫外線、電波)
 ・発展型データリンク機器搭載
 ・外部カメラを多数搭載(受動探知装置の一つ)
 ・その他国産電子機器の搭載

 垂直尾翼はSu-27と同等のサイズで、全高を低くする(少しだが)のと、増えた重量を軽減する為の処置であったが、それ程大きな効果はなかった。しかし、結果的に抵抗が低下し、機動性の向上に多少貢献している。
 また、この時代の機体の例に漏れずRAMを多用し、エアインテイク内には新型レーダーブロッカーを装備するなどして、更に低RCS化(元々、大型である割にはRCSが低めではあったが)、機外装備にもRAM塗料を塗布する。
 ソフトウェア・システムは音声認識にも対応しているが、誤認率を0%にする事は不可能で、結果、飛行や戦闘に支障のない項目にのみ適用されている。その為、音声認識を嫌い、使わないパイロットは全く使わないという例も多くある。
 空軍機と海軍機に差異はなく、両方とも艦上機である。これは、空軍と共に行う空母を海上基地とした作戦や、自由に組みかえられる軍隊という日本軍のドクトリンによるものであるが、翼の折り畳み機構は、基地格納庫に収容する際のスペース確保に役立っている。
 尚、用途分類としては制空戦闘機であるが、マルチロール戦闘機である。



●価格と性能のジレンマ
 相当数の配備を前提としているとは言え、上記の通り、本機は贅沢な装備が施されている。勿論マルチロールファイターである以上は必要なのではあるが、それは価格の上昇にも繋がるので、悩みどころでもあった。装備の開発を自衛隊内で、若しくは技術者を企業に派遣して開発するなど、コストダウンには余念がなく、ソフトウェアに至っては殆どが自衛隊内での開発であった(この頃には、現・陸海空軍の装備開発に携わる技術開発部が存在している)。
 また、最大の難点はライセンス料である。単純に、一機生産するごとに余分な資金が掛かってしまう。これを回避すべく、防衛省及び政府はあらゆる提案をした。また、ロシア政府/スホーイOKB側からも様々な提案がなされ、その中には発展型データリンクシステムの輸出(割安で)や、Su-37jkで得られた技術の一部を提供、兵器以外の産業での技術協力なども含まれたが、結果的に、ライセンス料は全面免除となった。



●ロシア製ミサイルの独自改造生産
 量産当初、Su-37jkは国産ミサイルのみを運用していたが、対テロ戦争が始まる頃にはロシア製ミサイルの独自改造生産品も運用していた。これは、日露同盟締結・北方領土返還時に交わした約束の中に、ロシア製ミサイルの採用が含まれていた為であり、それ自体はやはり、北方領土返還の為の交渉材料でもあった。また、西側とは異なる技術体系を取り入れ、更なる技術発展の為の研究の意味合いも含まれていた。尚、独自改造は許可されていたので、外見上は殆ど同じだが、細かく見ると本家の物とは違う点が多い。特に対艦ミサイルのフック&エジェクタラックはロシア本国仕様では特殊な形の為、通常の物に変更している。
 各種ミサイルには幾つかの生産タイプがあり、フェイズ0は研究・改造試作の為に輸入されたロシア本国仕様の物、フェイズ1以降は改設計が完了した量産型である。



●フラッシュAJ-24 ターボファンエンジン
 AJ-24は、以前より開発が行われていた、新型のアフターバーナー付きターボファンエンジンである。これはアグレッサー機であるF-14D-CCV スーパートムキャットや、F-15JF-CCV イーグル改を使用したものであり、その完成型だ。
 Su-37jkはAJ-24の装備により、MAX-A/B時にはマッハ2.9(標準空対空武装時)で最高5分程飛行可能(燃料の問題ではなく、エンジン自体に入るダメージなどにより制限されている)であり、MIL-MAX時には、マッハ1.7(標準空対空武装時)で最高70分程飛行可能である。尚、クリーン状態の場合は、MAX-A/Bでマッハ3.2(但しリミッターで制限されていて、マッハ2.9以上は通常は出せない)、MIL-MAXでマッハ1.83だが、まずこの状態で飛ぶ事はないので、カタログスペックには掲載されていない。

 【3次元TVC】
 AJ-24は3次元TVCを装備している。超音速時の機動は、空気力学的な機体制御では効果が少ない為、亜音速〜超音速で戦闘する戦闘機にとっては、必須とも言える装備だ。可変角は最大で30度。ヨー方向はスティンガー("尻尾"の部分)がある為、内向きは排気が当たらないように制限されている。
 また、3次元TVCによる高機動性、その機動性による高速ポジショニング、高度に進化したアビオニクス、4重のEフライ・バイ・ライト・システム(電動式)、高出力マルチアクティヴ・フェイズド・アレイ・レーダーなどにより、飛行性能及び電子性能等抜群だったのだが、機動性は安定性と表裏一体であり、乗りやすいが乗りこなすにはある程度熟練した腕が求められた。それ故にパイロットは錬度が高い者が多い。

 【アゲインバーン(アフターバーナー)】
 アフターバーナーは再燃焼装置/推力増強装置として一般名詞化しているが、本来はゼネラル・エレクトリック社の登録商標である。その為、軍などでは便宜上アフターバーナーと呼んでいるが、製品としてはちゃんとした名称がある。それが「アゲインバーン(again burn)」である。略称がA/Bになるように設定された製品名であるが、日本語約すると「再燃焼」なので意味合いも変わっていない。
 尚、アゲインバーンはエアジャパン・エンジンによって商標登録こそされているものの、日本国内企業が生産するガスタービンエンジン全てに無償で使用可能な名称と、法的に定められている。



●MAFAL7レーダー
 マルチアクティヴ・フェイズド・アレイ・レーダー MAFAL7は、Su-37jkの最たる武器である。周波数帯はXバンド。高出力・高精度、更に長距離索敵能力など、コストダウンからは除外された部分だが、それでも量子コンピュータの普及などにより、一昔前のレーダーより遥かに高性能にもかかわらず、それよりも低価格である(この頃の電装全般に言える事。よって全体的に価格が下がる要因となった)。
 レーダー感度と目標のRCSにもよるが、レーダー感度100%下に於ける通常出力時では、平均的な戦闘機タイプの目標に対して430kmの索敵距離を有する。しかしこれは、前述したとおり、目標のRCSによって上下する。例えば、高度なRAMを使用した低RCS機であるイーグル25が目標ならば、レーダー感度100%下に於いては230km程で補足する。更に油圧による首振り機能を有しており、首振り機能未使用時は垂直・水平ともに140度の捜索範囲だが、使用時には240度となる。
 また、MAFAL7は38個の目標を同時追尾し、16個の目標に対して同時に攻撃でき、アクティヴ・ジャマー機能も持っている為、攻防ともに優れたレーダーだ。
 レーダー方式はアクティヴ・フェイズド・アレイ、パルスドップラー。レーダー感度観測器(Radar Sensitivity Observ Device:RSOD)やESM装置、通信機能もシステムに組み込まれている。よってSu-37jkはSIGINT能力(電波の周波数や内容を収集・記録・解析する)もあるが、当然の事ながら専用機には及ばない。
 レドームは選択透過性を持つ材料を使用しており、自身が使用する探索・妨害電波の周波数帯のみ透過するようになっている。
 尚、MAFAL7(マフアル・セブン)とは、「Multiple Active/FALcon-7」の略で、FALCONとは、レーダー開発の計画名。ファルコン計画の要求に対し各社のレーダーが正式採用されると、FALCONの略であるFAL(ファル)の名称が与えられる。

 【高度な情報共有】
 MAFAL7は、Sストリングス(ストリングス・データリンクシステムのスレイブ)同士によるデータリンクにも柔軟に機能し、簡易的な指揮能力を持つに至っている(直接行うのはセントラルコンピュータだが)。データリンクは攻撃の多様性をも生み、例えば自機が補足していなくとも、他機が補足していれば攻撃が可能だし、ステルス機があらぬ方向へ反射したレーダー波を他機がキャッチし、共有する事も出来る。



●FAL3レーダー
 アクティヴ・フェイズド・アレイ・レーダー FAL3は、外側の前縁フラップに収められている、Lバンドレーダーである。基本的にはIFF機能が主だが、レーダー感度理論下での探知精度を上げる為、三角計量の要領で機能し、ECM/ESM機能も有する。

 FAL3(ファル・スリー)は「FALcon-3」の略。これもファルコン計画の一つである。



●FAL4レーダー
 FAL4は、Su-37jkのお守りのような物である。周波数帯はXバンド。後方からの敵の接近、ミサイルの接近などを警戒するほか、FAL4の場合、後方攻撃レーダーと呼ばれ、レーダー感度100%下の通常出力時では、平均的な戦闘機タイプの目標に対して45kmの索敵距離を有し、5個の目標を同時追尾、2個の目標を同時攻撃可能となっている。これに合わせて、高機動ミサイルであるR-73jkは、前方に発射されたあとすぐに反転、後方への攻撃を行う事ができる。

 尚、これも首振り機能、アクティヴ・ジャマー機能、ESM機能、通信機能、RSODがシステムに組み込まれていて、レドームも選択透過性材料を使用している。



●ESU-10 電子戦支援システム
 ESU-10は、広い周波数帯のレーダー電波を受信する装置で、受信アンテナは機体各所に30個ほど装備されている。また、MAFAL7やFAL4、機体各所のECM/ESM装置とリンクしており、それらすべてのデータを収集・統括し、セントラルコンピュータに送る事が出来る。



●21IRST 複合IRSTシステム
 機体各所のIRSTの中でも、機首に取り付けられた21IRSTは、IRST、FLIR/高感度カメラ、IRJレーザー測距機で構成されている複合型。平均的な戦闘機タイプの目標に対し、理想的な条件下での最大探知距離は100km程で、レーザー測距可能距離は40km程。目標のサイズや熱源が大きくなれば、探知距離は伸びる。但し、これはあくまで理想的な条件下であり、実際は若干ながらレーダー感度の影響を受け、また大気の状態・対象の発する赤外線量によって変動する為、フルスペックでの運用はあり得ない。
 尚、レーザー測距機には他のレーザー通信機器と同様に、目標追跡/指示機能や赤外線妨害機能が備わっている。これはサブモードとして、紫外線シーカーの妨害も可能であるが、赤外線/紫外線誘導の2色シーカー自体が殆ど使用されていない為、あくまで冗長性の為に備わっている。



●01IL 識別用ライト
 01ILは、夜間の不明機識別に使用される照明器具である。増槽に金属ベルトで取り付ける方式であり、ライトに可動部はなく、単純な作りになっている。尚、戦闘用の装備ではなく、あくまで平時に於ける警備任務用の装備である。



●SVS(スフィア・ヴィジュアル・システム)
 現代の軍用機は、多くが複合外部カメラを備えている。特に全天を見渡せるように配置された外部カメラは、索敵やパイロットの視界補助に使用されている。日本軍の場合、SVSがそれだ。SVSには複合外部カメラや、IRST(複合IRST)、BSCCD、データリンク装置やレーダー、IFF、レーダー探知機なども含まれており、複雑極まる処理を搭載機のセントラルコンピュータが処理する。

 SVSの機能としては以下のものなどがある。 (*一部抜粋)

・全方位カメラ警戒
・全方位カメラ索敵
・全方位カメラ索敵を利用した兵装との連動による攻撃支援
・ミサイルの接近を探知
・ミサイルの発射位置を特定
・HMD上での敵味方マーキング機能
・HMDへのシームレスな全天視界表示(通常・暗視・赤外線)
・コンソールパネル・ディスプレイへの透過映像表示

 但し、全天視界表示はあまりにもリアルな為、「周囲が見えすぎて」パイロットが空間識失調に陥るケースもあり、表示サイズは全画面から最小(視界に重ねるように、四角い枠に投影する)まで、好みで変更可能。各レーダーモードと連携して変更するように設定する事もできる。また、戦闘中ともなれば電子妨害による虚像の挿入などが起こる為、使用する場面を適時選択しなければならない。場合によっては、メリットも大きいがデメリットも大きい為、各種のモードを選択できる。
 目標追尾限定視界モード(モード2)では、目標の周辺を円で囲み追尾し、例えばパイロットから見てメインモニターを挟んで目標がいる場合、通常はメインモニターに邪魔されて見えないが、このモードでは目標を囲った円の範囲のみの映像がHMD上に浮かび上がる。パイロットの視点では、メインモニターにぽっかりと丸い穴が開いて、その穴の中に目標が見える状態だ。モード2は不明機若しくは敵機をSVSが発見した場合、パイロットには目標の方向を二等辺三角形のマーキングで知らせ、通常設定では自動的に適応される。

 また、SVSは、コンソールパネルのディスプレイに対し、外部の映像を「ディスプレイ部分が透明の窓であるかのように」映す事が出来る。これは、センサーと連動しパイロットの視点(ヘルメットの向き)によって見え方を自動的に変える為、まるでそこだけ透明になったかのようになる。この場合、位置関係が分かりやすくなる為、主に着艦や着陸作業時、低空飛行時などに利用する。空戦時に使用するとレーダーマップなどを表示させる事が出来なくなるので、空戦時にはあまり使われないが(サブディスプレイにのみ適用する者も居るが)、近距離戦時に使用する者も居る。尚、ヘルメットの位置が一定の範囲を越えると、映像は、ディスプレイに対して視線が真正面として映し出される。

 しかし、機械の目が発見できなかったものを人間の目では発見できたという場合も多く、SVSに頼りきりになるのは決してあってはならない。特に感というのも、意外と馬鹿にはできない要素である(それに頼りきりも問題だが)。



●多機能ディスプレイ
 コクピットにあるディスプレイは、大型のメインディスプレイ1基と、小型のサブディスプレイが4基。レーダーマップ、デジタル計器類、ビデオチャットなど、それぞれに任意の表示ができ、その設定はパーソナルデータとしてセントラルコンピュータ及び、ヘルメットのメモリーカードに保存される。

 【レーダーマップ】
 レーダーマップに表示されるサークルは、自機を中心に30km、60km、90km、120km、150kmと区切られており、見た目で目標までのおおよその距離が分かる。レーダーモードをロングレンジにすると、レーダーマップは広域表示となり、更に外側のサークルも表示される。空対空モードでは地形図は表示されないが、空対地モードでは地形図も表示される事となる。また、メインモードを空対空、サブモードをマップとする事で、空対空モード時に地形図を表示する事も可能だ。

 表示される目標のアイコンは色分けされており、青色が友軍機、緑色が自機、赤色が敵軍機、白色が国籍不明機・敵味方不明機。
 また、目標の大きさ・形状・種類などによりアイコンの形状は変化し、戦闘機を意味する戦闘機形、大型機を意味する大型旅客機形、詳細不明航空機を意味する鏃形、ミサイルを意味する進行方向が長い菱形、小型船を意味するボート型、大型船を意味する大型船形、トラックなどを意味するトラック形、戦車を意味する戦車形など、見た目で分かる程度の種類と形状があり、目標が自機をロック・オンし、どの目標がロック・オンしているのかが判明した場合は、その目標のアイコンが点滅する。更に、自身やセントラルコンピュータ、管制側の判断により、目標の機種や正確な高度・距離などのデータをアイコンに付け加える事が可能で、状況によっては不要なアイコンやデータを表示しなかったり、纏めたりと、セントラルコンピュータ及び管制側が判断して行う。

 これらのアイコンは重要目標と見なされた場合、同色の円でマークされる。更に重要な場合、円は二重となる。また、自機のレーダー若しくはデータリンクでロック・オンしている目標は、更に外側が黄色い円で囲われる。



●自動カタパルト・ホールド解除機能(オートエジェクション)
 近代のカタパルト対応艦上機の例に漏れず、Su-37jkにはオートエジェクション機能が備わっている。
 カタパルトに接続されたあと、パイロットは射出要員(カタパルト・オフィサー)の指示に従い、スロットルをMAX-A/Bへ入れエンジン推力を上げる。「エジェクション」射出の合図を確認し、ホイールブレーキを解除すると、射出開始の信号が送られカタパルトが作動する。この時、機体は自動的に機首を上げる為、パイロットはアシストグリップを握り、フライトスティックには触れてはならない。無事射出されたら、フライトスティックを握り、エンジン推力を適正にすれば良い。
 但し、他国の空母とはカタパルトの規格は同じ(アメリカを範としている為)であるが、ブレーキ解除信号に互換性がないので、友軍の空母に降り立つ必要がある場合、発艦時にブレーキ解除信号機能を使用する事はできない。その場合はマニュアルモードを使う事になるが、ブレーキの解除のタイミングが前後するだけである(射出の合図の前にブレーキを解除し、射出要員にそれを知らせてから射出が始まる)。
 尚、一定の出力に達するまで機体を繋ぎ止めるホールドバックバーとノーズギアとの接続は、テンションバー(剪断ボルト)ではなく、現用艦上機の例に漏れず再利用可能な物である。ホールドバックバーの先端には凸型の爪があり、これをノーズギア側の爪で掴む。ノーズギア側の爪は、射出前に入力した機体の状態ごとに必要な出力に達した事を検知し、自動的にホールドバックバーの爪を放す。



●自動着艦機能(オートパイロット・L-AC)、自動着陸機能(オートパイロット・L-R)
 Su-37jkは近代艦上機の例に漏れず、自動着艦機能を備えている。ただし、これはあくまでパイロットに異常がある場合などの緊急時に使うものであり、常用はパイロットの技能低下に繋がるため禁止されている。また、危険を伴う着艦には資格が必要であり、これは8週間で失効(空軍機でも資格を保有しないとならない都合上、米海軍の倍の有効期限がある)してしまう為、常日頃からの訓練が必要なのである。
 よってSu-37jkのパイロットである以上、空軍所属でも、日本軍のドクトリン上 必要に応じて空母への着艦を行う事がある為、海軍パイロットより頻度は圧倒的に少ないが、空母への着艦(メガフロートの模擬着艦デッキも使用)は普段の訓練に含まれる。尚、空軍パイロットが作戦上 空母への着艦をする場合、自動着艦の常用は認められている。

 勿論、自動着陸にも対応している。但しこれも自動着艦と同じく、あくまでパイロットに異常がある場合などの緊急用である。自動操縦に慣れたパイロットは、想定外の状況や、マニュアル操縦が必要になった時、ミスをする。よってパイロットは常日頃から技能の低下を防ぐ必要がある。



●オーディンVI GG20-6
 固定武装はオーディンVIが1基、6砲身のガトリング機関砲である。口径20mmで、発射速度は3000/min、5000/min、7000/minの3段階切り替え式。給弾はリンクレス・コンベアを用いたリンクレス・フィード方式、装弾数650発(Su-37jk)。射撃終了後から砲身停止までの空転時間に発生する、未使用弾回収を極力少なくする為、回転中でも給弾を止める事が可能であり、回転停止後は空になった砲内へ速やかに給弾され、次回発射時の遅延(一瞬ではあるが)を防ぐ。実際の射撃時には、砲身の異常加熱を防ぐ為、一回の射撃は2〜3秒以内に収める事が「望ましい」とされている。
 使用される弾薬は、A20A 徹甲弾、A20B 曳光弾、A20C 徹甲焼夷弾、A20D 榴弾、A20E 曳光榴弾、TA20A 訓練弾、TA20B 訓練曳光弾、EA20A 空包、SA20A 模擬弾。曳光榴弾は発射後、信管が作動せずとも、2〜3秒ほどで発火性物質の燃焼が炸薬に到達し、炸裂(自爆)する。
 弾倉装填に使用するリンクベルトは、樹脂製ケースに弾薬を収めて紐で繋ぐタイプ。リンクレス・フィードなので、装填作業のみに使用する(弾倉に収める際に機械的に外す)リンクベルトに強度は必要ないからだ。
 弾の組み合わせには指標があり、空対空ミッションでは徹甲焼夷弾と曳光弾、空対地ミッションでは軽装甲以下の目標には榴弾と曳光榴弾、空対地ミッションで装甲目標には徹甲弾と曳光弾をそれぞれ組み合わせる。



●レーダーリフレクター
 ステルス機用RAMよりもグレードが低いとは言え、Su-37jkはRAMを多用した低RCS機である為、平時に於いては民間のレーダーに映りにくい事は不都合も多い。更に、そのステルス性やレーダー反射影形状自体が情報収集の対象となる為、平時に於いてはわざとレーダーを反射するレーダーリフレクターを装備している。
 カナード翼に1つずつ(計2)、機体上面に2つ、エアインテイクユニットに1つずつ(計2つ)の6箇所。カナード翼前縁先端のリフレクターは、有事の際にRAMと交換し、他は取り外す。
 また、通常は兵装にも安価なRAM塗料を塗布しているが、平時に於いてはRAM塗料未使用の物(主にミサイル、識別帯は赤)を携行したりもする。



●パイロン/ラック
 Sta.01/12を除く各ステーションには、ステーションごとに形状の異なるパイロン(アダプタパイロン)が装着され、そこにラック(エジェクタ及びランチャー)が後付される。これにより懸架装置を統一しつつ、取り付け位置の形状と懸架に適した高さに合わせている。ラックは通常、軽量ミサイル用のレールランチャーラック・RRL-1、重量ミサイル用レールランチャーラック・RRH-2、エジェクタラック・REL-1、重量兵装用エジェクタラック・REH-2などがあり、兵装によっては専用ラックを使用する場合もある。REL-1は兵装のラグ(O字の取っ手)を掴むタイプであるが、REM-3は外側から爪を掴むタイプであり、R-27jk、R-77jkなどのレール式ミサイルに対応し、エジェクタ式ミサイルとして機能させることが出来る。
 また、他の日本軍機同様、付加機能を持つラックも選択する事ができる。例えばSta.03/04/09/10にはECM/ESM機能を持ったR2E-1。Sta.03/04/07/09/10には、チャフ/フレア/デコイディスペンサー機能を持ったRDI-2。Sta.02/11には、曳航式デコイ機能を持ったRTD-3を選択し、装備可能。

 Sta.04/09には、重量装備を装着しつつ軽量AAMなどを搭載できるトリプルパイロンラック・37PTRを装着できる。これは左右にハードポイントが設けられていて、RRL-1を装着する事ができ、増槽を装備する場合にも使用される。37PTRをトリプルランチャーとする場合、下のポイントにもRRL-1やRRH-2を装着する。

 尚、基本的に、兵装を使用しパイロンが手ぶらになっても、パイロン及びラックは持ち帰る事となっている。車輪が出ないなどのトラブルが起きた際、胴体着陸(通常、胴体着陸は設計段階で想定されており、手順もある)をする時には機体を守るのに有用で、特にエアインテイク下のSta.05/08のパイロンは残すように決められている。しかし、パイロン無しの胴体着陸は設計の想定内である為、緊急時には投棄する事も可能である。その場合、ラックのみか、パイロンごとかを選択する事が出来る。



●増槽
 Su-37jkが使用する増槽は3種類あり、Kh-41jkや5000IBなどの超々重量兵装を装備しつつ増槽を携行する場合に使用する1.2kl増槽と、通常の2.4kl増槽、そしてCFT(機体密着型増槽、約1.2kl ×2)である。
 1.2kl/2.4kl増槽は所謂ドロップ・タンク(落下式増槽)で、必要に応じて投棄可能。材質は炭素繊維複合材料、塗装は低グレードのRAM塗料を使用している。RAM外板を使用しないのは、敵地での投棄を考慮したものである。対してCFTは投下不可な構造である為、Su-37jkと同じRAM外版とRAM塗料を使用している。



●保有数等
 2053年クーデター以前現在、Su-37jkの生産タイプはフェイズ4・ブロック15(Su-37jk(P4B15)、37艦上制空戦闘機4型15改)が最新。総生産数474機、総保有数389機。生産第1号〜179号までがフェイズ1、生産第180号〜230号までがフェイズ2、生産第231号〜352号がフェイズ3、生産第353号〜474号がフェイズ4。内、海軍所属機は100機で、雛菊/25機+補用5機、朝顔/25機+補用5機、躑躅/25機+補用5機、厚木基地/10機の割当である。




このイラストはゼロ・アリス。Su-37jk第378号機“アリス”です。実はこのイラスト、一番最初に描いたゼロ・アリスのリベンジです。角度は多少違いますが、最初と比べると技術が向上してるなぁと思いたいです(汗)。気に入ったので、TOP絵にしてみたり旧URLのTOPに貼ってみたり、目次絵にしてみたりと溺愛してます。
 相変わらず無口・無表情なアリスですが、つい出来心で下書中に笑顔にしてみたところ、「(*´Д`*)」と悦に入ったり、やっぱ自キャラを溺愛してます(笑)。いやまあ、私が萌えるように描いてんだから仕方ないですよね!
 因みにゼロ・アリスは別表記で、[Su-37jk/378P4B15]です。スラッシュのあとの[378]が製造番号、[P4]がフェイズ4を示し、そのあとの[B15]がブロック15である事を示します。この別名ですが、例えばブロック16更新が入ったら[Su-37jk/378P4B16]とのように表記が変わります。但し、これは書類上で司令部が改修済みか否か管理する為のいわゆる識別番号であり、普通は使いません。
 また、承認名称(外国産兵器(独自改造型も含む)の導入を承認した時につく)は37艦上制空戦闘機で、これも通常は使いません。文脈上などで使用する場合、Su-37jk(P4B15)なら37艦上制空戦闘機4型15改となります。



タイプ  “アリス”
ウイング&フォース  【WING&FORCE】
Su-37jk フランカー・ゼロ  【Su-37jk Flanker Zero】
用途名称 制空戦闘機(SF)
承認名称 37艦上制空戦闘機
重量 空虚重量 18,800kg
最大離陸重量 39,000kg
寸法 全長 22.96m
全幅 16.92m
全高 5.93m
速力 最高速度 マッハ2.9(AJ-24) マッハ3.2(AJ-26)
巡航速度 マッハ0.9(AJ-24) マッハ0.9(AJ-26)
最大巡航速度 マッハ1.7(AJ-24) マッハ1.85(AJ-26)
実用上昇限度 19800m(AJ-24) 20000m(AJ-26)
航続距離 AJ-24:4200km(増槽なし) 5170km(増槽3本) 6888km(CFT装備) 7450km(増槽3本+CFT)
AJ-26:4300km(増槽なし) 5270km(増槽3本) 7052km(CFT装備) 7650km(増槽3本+CFT)
エンジン エアジャパン・エンジン製 フラッシュAJ-24ターボファンエンジン×2基(ノーマル機)
エアジャパン・エンジン製 フラッシュAJ-26ターボファンエンジン×2基(カスタム機)
レーダー ノーズレーダー MAFAL7 レーダー感度100%下にて、430kmの索敵距離を有する。同時追尾可能数38、同時攻撃可能数16。
ミッドレーダー FAL3 レーダー感度100%下にて、90kmの索敵距離を有する。同時追尾可能数3。 (主翼左右に1基ずつ装備)
テイルレーダー FAL4 レーダー感度100%下にて、45kmの索敵距離を有する。同時追尾可能数5、同時攻撃可能数2。
武装 固定武装 ウイング&フォース オーディンVI GG20-6 20mmガトリング方式6砲身機関砲(弾数650発)
ハードポイント 12箇所:合計最大搭載量9,900kgまでをパイロンに装備。ミサイルや増槽など各種兵装を選択、装備可能。
最新価格 約70億円
各タイプ詳細
Su-37J Su-37jkの試作原型機。ロシアで生産されたSu-37(実際はSu-37K)を改造、3機製作された。
【試作機】Su-37J フランカー37Z
Su-37JT Su-37jkTの試作原型機。Su-37Jの2号機を改造した。
【試作機】Su-37JT フランカー37ZT
Su-37JR Su-37jkRの試作原型機。Su-37Jの2号機(Su-37JT)を改造した。
【試作機】Su-37JR フランカー37ZR
Su-37JE Su-37jkEの試作原型機。Su-37Jの3号機を改造した。
【試作機】Su-37JE フランカー37ZE
Su-37JY Su-37JXを製作する為に作られたSu-37jk。改造しやすいように、最低限の飛行装備のみとなっている。
【試作用生産機】Su-37JY フランカー37ZY
Su-37JX Su-37jkXの試作原型機。1機のSu-37JYを改造した。現在はSu-37jkX/フェイズ0として運用されている。
【試作機】Su-37JX フランカー37ZX
Su-37JRY Su-37JREを製作する為に作られたSu-37jkR。改造しやすいように、最低限の飛行装備のみとなっている。
【試作用生産機】Su-37JRY フランカー37ZRY
Su-37JRE Su-37jkREの試作原型機。1機のSu-37JRYを改造した。現在はSu-37jkRE/フェイズ0として運用されている。
【試作機】Su-37JRE フランカー37ZRE
Su-37JEY Su-37JEOを製作する為に作られたSu-37jkE。改造しやすいように、最低限の飛行装備のみとなっている。
【試作用生産機】Su-37JEY フランカー37ZEY
Su-37JEO Su-37jkEOの試作原型機。2機のSu-37JEYを改造した。現在はSu-37jkEO/フェイズ0として運用されている。
【試作機】Su-37JEO フランカー37ZEO
Su-37jk Su-37Jの量産型。ウイングレットを装備し、マルチロールファイターとしての機能も備える。
【制空戦闘機】Su-37jk フランカー・ゼロ
Su-37jkAGG Su-37jkのアグレッサー部隊専用機。操縦制御系統が敏感な為、非常に癖があって扱いにくい。
【制空戦闘機】Su-37jkAGG フランカー・ゼロ・アグレッサー
Su-37jkX Su-37jkのウェポンテストベッド型。武装やエンジンの試験を行う為の機体。
【実験用戦闘機】Su-37jkX フランカー・ゼロ・エクスペリメンタル
Su-37jkBS Su-37jkのブラックストライカーズ仕様。10機存在し、普段は機関砲が外されている。
【曲技隊戦闘機】Su-37jkBS フランカー・ゼロ・ブラックストライカー
Su-37jkT Su-37jkの複座練習機型。有事の際には、戦闘機として機能する。
【戦闘練習機】Su-37jkT フランカー・ゼロ・トレーナー
Su-37jkTBI Su-37jkTのブルーインパルス仕様。6機存在し、普段は機関砲が外されている。
【曲技隊戦闘機】Su-37jkTBI フランカー・ゼロ・ブルーインパルス
Su-37jkR Su-37jkの複座偵察機型。フラッシュAJ-25エンジンを装備している。制空戦や攻撃機任務も可能。
【戦闘偵察機】Su-37jkR フランカー・ゼロ・リサーチャー
Su-37jkRE Su-37jkRの電子偵察機型。少数採用のみのELINT機。
【戦闘電子偵察機】Su-37jkRE フランカー・ゼロ・エレクトロリサーチャー
Su-37jkE Su-37jkの4座電子戦機型。同体内にSSE-16ジャマーユニットを内蔵し、機外にはECMポッドを装備する。
【電子戦機】Su-37jkE フランカー・ゼロ・エレクトロン
Su-37jkEO Su-37jkEの電子観測機型。データリンク能力が強化されている。少数採用のみ。
【電子観測機】Su-37jkEO フランカー・ゼロ・エレクトロオブサーバー




ここでは以下の通りに用語を略す
空対空ミサイル AAM(Air-to-Air Missile)
空対艦/地ミサイル ASM(Air-to-Ship-Missile/Air-to-Surface Missile)
空対地ミサイル AGM(Air-to-Ground Missile)
巡航弾迎撃ミサイル ACM(Anti-Cruise Missile)
弾道弾迎撃ミサイル ABM(Anti-Ballistic Missile)
空中発射型巡航ミサイル ALCM(Air Launch Cruise Missile)
アクティヴ・レーダー・ホーミング ARH(Active Radar Homing)
セミ・アクティヴ・レーダー・ホーミング SARH(Semi Active Radar Homing)
パッシヴ・レーダー・ホーミング PRH(Passive Radar Homing)
赤外線誘導 IRH(Infrared Rays Homing)
赤外線画像認識誘導 IIRH(Imaging InfraRed Homing)
レーザー・ホーミング LH(Laser Homing)
有線誘導 WRH(Wire Relaying Homing)
アクティヴ・ソナー・ホーミング ASH(Active Sonar Homing)
パッシヴ・ソナー・ホーミング PSH(Passive Sonar Homing)
指令更新 CR(Command Renewal)
慣性航法装置 INS(Inertial Navigation System)
地形照合誘導装置 TERCOM(TERrain COntour Matching)
衛星位置送信装置(日本版GPS) SPTS(Satellite Position Transmission System)
進歩型装甲貫通爆弾(突撃徹甲弾) AAPB(Advance-Armored-penetration bomb)
機体密着増槽 CFT(Conformal Fuel Tank)
チャフ/フレア/デコイ CFD(Chaff/Flare/Decoy)


Su-37jk:装着可能パイロン及びラック
通常パイロン 37P02/11 アダプタパイロン
Sta.02/11用のパイロン。
37P03/10-06/07 アダプタパイロン
Sta.03/10用のパイロン。Sta.06/07にも使用する。
37P04/09 アダプタパイロン
Sta.04/09用のパイロン。
37PTR トリプルパイロンラック
Sta.04/09用のパイロンラック、エジェクタ式兵装用。左右のポイントは37RRL専用
37P05/08-06/07 アダプタパイロン
Sta.05/08用のパイロン。Sta.06/07にも使用する。
通常ラック 37RWR 翼端レールランチャーラック
レールランチャー式軽量ミサイル用。Su-37jkシリーズ用で、R-73jkを装備する
RRL-1 レールランチャーラック
レールランチャー式軽量ミサイル用。エジェクタ式ラックにも装着可。R-73jk、AGM-5など。
RRH-2 レールランチャーラック
レールランチャー式重量ミサイル用。エジェクタ式ラックにも装着可。R-27jk、R-77jkなど。
RRT-3 トリプルレールランチャーラック
レールランチャー式軽量ミサイル用。エジェクタ式ラックにも装着可。R-73jk、AGM-5など。
RRT-4 トリプルレールランチャーラック
レールランチャー式重量ミサイル用。エジェクタ式ラックにも装着可。R-27jk(下のみ)、R-77jkなど。
RRQ-5 クアッドレールランチャーラック
レールランチャー式軽量ミサイル用。エジェクタ式ラックにも装着可。AGM-3など。
REL-1 エジェクタラック
エジェクタ式軽量兵装搭載用。
REH-2 エジェクタラック
エジェクタ式重量兵装搭載用。
REM-3 エジェクタラック
レール/エジェクタラック兼用ミサイル搭載用。Sta.05〜08のR-27jk、R-77jkなどはこれを使用する。
特殊ラック R2E-1 ECM/ESMラック
ECM/ESM機能搭載。エジェクタ式兵装搭載用。
RDI-2 CFD・ディスペンサー・ラック
チャフ/フレア/デコイ・ディスペンサー機能搭載。エジェクタ式兵装搭載用。
RTD-3 曳航式デコイ内蔵ラック
曳航式デコイ搭載。エジェクタ式兵装搭載用。


Su-37jk:搭載兵装
短距離AAM R-73jk アーチャー
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ2.5 射程35km)
中距離AAM R-27jk アラモ
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ4.5 射程150km)
AAM-10 フィアー
CR、SPTS/INS、ARH (マッハ4.0 射程150km)
R-77jk アダー
CR、SPTS/INS、ARH (マッハ5.1 射程180km)
長距離AAM R-37jk アロー
CR、SPTS/INS、SARH、ARH (マッハ5.2 射程320km)
対高価目標AAM AAM-11 ノイズ・ノイズ
CR、SPTS/INS、ARH+PRH (マッハ4.2 射程200km)
R-72jk アックス
CR、SPTS/INS、ARH/PRH、IIRH (マッハ5.0 射程500km)
中距離ACM R-27jkACM アラモACM
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ4.0 射程100km)
対低軌道ABM ABM-2 ゴーストヘッド
CR、SPTS/INS、IIRH (最大対地速度26,200q/h 最大射高1000km)
中距離ASM Kh-29jk ケッジ
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ2.5 射程80km)
ASM-10 ノクターン
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ4.5 射程105km)
長距離ASM Kh-59jk カズー
CR、SPTS/INS、TVH (マッハ0.9 射程150km)
Kh-31jkA クリプトン
CR、SPTS/INS、ARH (マッハ5 射程330km)
Kh-31jkP クリプトン
CR、SPTS/INS、PRH (マッハ5 射程330km)
Kh-41jk モスキート
CR、SPTS/INS、IIRH、ARH/PRH (マッハ4.5 射程280km)
ASM-8 トロンボーン
CR、SPTS/INS、ARH、PRH (マッハ4.2 射程200km)
ASM-9 ハンマースピア
CR、SPTS/INS、ARH、PRH (マッハ1.7 射程500km)
巡航ASM CASM-1 グレイトアックス
CR、SPTS/INS、ARH、PRH (マッハ0.9〜2.4 射程640〜1200km)
短距離AGM AGM-3 ファイヤワイヤ
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ3.0 射程18km)
AGM-3L レーザーワイヤ
CR、SPTS/INS、LH (マッハ3.0 射程18km)
中距離AGM AGM-5 フレイムリング
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ1.3 射程32km)
AGM-5T ピクチャーリング
CR、SPTS/INS、TVH (マッハ1.3 射程32km)
AGM-8 ドール
CR、SPTS/INS、SPTS、IIRH (マッハ4.5 射程130km)
長距離AGM AGM-6 ビッグロック
CR、SPTS/INS、IIRH (マッハ2.6 射程330km)
AGM-7 フォボス
CR、SPTS/INS、ARH、PRH ボム・ディスペンサーAGM(マッハ2.5 射程340km)
長距離ALCM ALCM-3 トルネード
CR、SPTS/INS、TERCOM (マッハ2.3 射程650km)
超長距離ALCM ALCM-1 グレイトアックス
CR、SPTS/INS、TERCOM (マッハ0.9〜2.4 最大射程3900km)
ALCM-2 タクティクスバスター
CR、SPTS/INS、TERCOM (マッハ0.9〜2.8 最大射程1050km)
無誘導爆弾 60B
無誘導 60kg通常爆弾
200B
無誘導 200kg通常爆弾
250B
無誘導 250kg通常爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
500B
無誘導 500kg通常爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
1000B
無誘導 1000kg通常爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
1500B
無誘導 1500kg通常爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
60BS
無誘導 60kg高強度爆弾
200BS
無誘導 200kg高強度爆弾
250BS
無誘導 250kg高強度爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
500BS
無誘導 500kg高強度爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
1000BS
無誘導 1000kg高強度爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
1500BS
無誘導 1500kg高強度爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
 
誘導爆弾 2500LB
LH 1000kgレーザー誘導爆弾
5000IB
LH、SPTS/INS 5000kg 誘導爆弾
対滑走路爆弾 RB-1
無誘導 対滑走路爆弾
クラスター爆弾 CB-1
INS クラスター爆弾 (汎用、対装甲、自己鍛造、地雷など弾頭選択式)
燃料気化爆弾 FEB-1
無誘導 サーモバリック爆弾 (レーザー/SPTS/INS誘導爆弾化可能。バリュート装着可能)
突撃徹甲爆弾 AAPB-1
レーザー/SPTS/INS誘導 突撃徹甲爆弾
対地ロケット AGRP70 (多目的弾子弾、誘導弾、煙幕弾、照明弾など選択式)
対地ロケット弾ポッド
AGRP128 (多目的弾子弾、誘導弾、煙幕弾、照明弾など選択式)
対地ロケット弾ポッド
短距離航空魚雷 41式航空短魚雷 ソードフィッシュ(AT-41)
ASH/PSH 短距離航空魚雷(43ノット 射程15km)
中距離航空魚雷 50式航空高速魚雷 ストレート(AT-S50)
WRH、ASH(受信ブイに搭載) 中距離航空魚雷(383.5ノット 射程25km)
長距離航空魚雷 38式航空長魚雷 ロングソー(AT-38)
ASH 長距離航空魚雷(65ノット 射程60km)
航空音撃魚雷 43式航空音撃魚雷 ヘル・ボイス(AT-SA43)
INS 航空音撃魚雷(40ノット 射程5km)
長距離AUM AUM-1 アンカーショット
CR、SPTS/INS 長距離AUM(マッハ2.2 投射距離124km *弾頭に短魚雷搭載)
ガンポッド GG7.62POD
7.62mmガンポッド VGG7.62搭載
GG20POD
20mmガンポッド GG20-6 オーディンVI搭載
GG30POD
30mmガンポッド GG30-2 ヴァリアントU搭載
ECMポッド ECMP-10
防御用
ECMP-11
攻撃用
ECMP-12
防御用、曳航式デコイ4基搭載
ECMP-15
翼端用ECMポッド。攻撃用
ECMP-16
翼端用ECMポッド。防御用、左右に曳航式デコイを1基ずつ搭載
レーザー通信ポッド LCL-28
高出力レーザー通信ポッド
偵察ポッド 35式偵察ポッド(RP-35)
標準偵察ポッド
照明弾ポッド IFP-1
照明弾ポッド
動力飛行型デコイ AFD-1
空中発射・動力飛行型デコイ
動力飛行型デコイ AFD-2
空中発射・動力飛行型電子妨害デコイ
外部燃料タンク 1.2kl増槽(Su37)
外部燃料タンク
2.4kl増槽(Su37)
外部燃料タンク
機体密着型増槽 37CFT
フランカー・ゼロ専用CFT
空中給油器 BP-1
バディ・ポッド
心理作戦装備 PTP-1
曳航式心理作戦ポッド
PTP-3
心理作戦ポッド





Sta. ステーションナンバー、〜番ハードポイント
装備可能
●● 装備可能。若しくは、ダブルランチャー可
●●
装備可能。若しくは、トリプルパイロン/トリプルランチャー/トリプルエジェクタ可
●●
●●
装備可能。若しくは、クアッドランチャー可
●●

●●
装備可能。若しくは、トリプルエジェクター及びシックスエジェクタ可
装備不可・複数ランチャー/エジェクタ部位
AIU エアインテイクユニット下
トンネル エアインテイクユニット間(Sta.06が前方、Sta.07が後方)


   装備指定位置
翼端 右主翼 AIU トンネル AIU 左主翼 翼端
Sta.01 Sta.02 Sta.03 Sta.04 Sta0.5 Sta.06 Sta.07 Sta.08 Sta.09 Sta.10 Sta.11 Sta.12
37P02/11                    
37P03/10-06/07                 
37P04/09                     
37PTR                     
37P05/08-06/07                 
37RWR                     
RRL-1             
RRH-2                 
RRT-3                   
RRT-4             
RRQ-5                   
REL-1  
REH-2               
REM-3               
R2E-1               
RDI-2             
RTD-3                   
R-73jk ●● ●●
        ●●
●●
R-27jk     ──
──
   
R-77jk     ●● ●●
●●
●●    
AAM-10     ●● ●●
●●
●●    
R-37jk     ──
──
   
AAM-11     ──
──
   
R-72jk     ──
──
     
R-27jkACM     ──
──
   
ABM-2                    
Kh-29jk     ──
──
   
ASM-8     ──
──
   
ASM-10     ──
──
   
Kh-59jk     ──
──
   
Kh-31jkA     ──
──
   
Kh-31jkP     ──
──
   
Kh-41jk                    
ASM-9     ──
──
   
CASM-1     ──
──
   
AGM-3   ●● ●●
●●
●●
●●
        ●●
●●
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●●
●●  
AGM-3L   ●● ●●
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        ●●
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●●  
AGM-5 ●● ●●
        ●●
●●
AGM-5T ●● ●●
        ●●
●●
AGM-8 ──
──
AGM-6       ──
──
     
AGM-7       ──
──
     
ALCM-3                    
ALCM-1       ──
──
     
ALCM-2                    
60B   ●●
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●●

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200B   ●●
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250B   ●●
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500B     ●-
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1000B     ──
──
   
1500B       ──
    ──
     
60BS   ●●
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200BS   ●●
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250BS   ●●
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500BS     ●-
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1000BS     ──
──
   
1500BS       ──
    ──
     
2500LB     ──
──
   
5000IB
RB-1     ●●
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CB-1
(重量による)
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FEB-1     ──
──
   
AAPB-1     ──
──
   
AGRP70   ●●
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AGRP128   ●●
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AT-41   ──
──
 
AT-S50     ──
     ──
   
AT-38     ──
──
   
AT-SA43     ──
──
   
AUM-1       ──
    ──
     
GG7.62POD       ──
      ──
     
GG20POD       ──
      ──
     
GG30POD       ──
      ──
     
ECMP-10     ──
    ──
   
ECMP-11     ──
    ──
   
ECMP-12 ──
    ──
ECMP-15                    
ECMP-16                    
LCL-28                    
RP-35                  
IFP-1
AFD-1     ●●
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AFD-2     ●●
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1.2kl増槽
(Su37)
      ──
    ──
     
2.4kl増槽
(Su37)
      ──
    ──
     
37CFT 機体上部に密着、短時間での着脱可能。空中投棄不可。
BP-1                    
PTP-1              
PTP-2              


*データは2053年開戦直前時。



制作日:2004/12/26

このイラストは、FALLING SPIRALを運営なさっているMG3さんに、相互リンク記念として贈った物のテロップ変えです。
因みにテロップが多少変わってます。

画材:Gペン、パイロットインキ/証券用、ネオピコホワイト、コピックスケッチ、画像加工ソフト(背景)
紙:COPIC PAPER SELECTIONS 特選上質紙 60枚入り A4(210mm×297mm)中性紙 157g/u


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