【2053年開戦直前時・日本主要軍需企業】
*一部省略、順不同



ウイング&フォース W&F
 主要部門は固定翼機で、回転翼機の開発・生産、機関砲の開発・生産も行っている。基本的には民間ジェット機で発展した会社であったが、その高い技術を買われライセンス国内生産も担当した。
 代表的な製品は、Su-37jk フランカー・ゼロなど。


ジャパン・スカイウエスト JSW
 投資ファンドのほか工業も手がけており、航空機に於いては主に海外製品の外注生産を行っていた会社だが、自社設計ビジネスジェットの成功を機に航空機業界へ本格参入。ジャパン・スカイ・グループの一翼で、主力部門は固定翼機。とりわけ、大型の航空機を得意とする。その他、回転翼機、果ては戦闘車両にも手を出している。
 代表的な製品は、JC-2 ハヤブサなど。


ジャパン・スカイイースト JSE
 JSW同様、ジャパン・スカイ・グループの一翼で、主力部門はミサイル。その他ライセンス国内生産や、回転翼機の開発・生産も行っている。
 代表的な製品は、SSM-10 グレイトアックスなど。


テクノホリノ TH
 元々は電装品、特にレーダー関連を主力としていた会社だが、JE-1の成功により本格的に航空機産業に参入。電子作戦機系をもっとも得意とし、他社の大型輸送機をベースとした電子戦機開発を行っている。
 代表的な製品は、JE-1 セントラルなど。


ミツビシ・ヘビー・インダストリーズ MHIS
 言わずと知れた大企業で、軍関係では戦闘車両、航空機、艦船、宇宙など様々な分野で参入している。艦船部門名はミツビシ・シップ・ビルディング(MSB)。
 代表的な製品は、F-2M マリン・ヴァイパーなど。


有馬重工業 AHI
 この業界ではかなり若い部類に入る。回転翼機の開発を根幹としており、今後の発展が期待されているが、車両部門でも飛躍的な進歩が見られる。
 代表的な製品は、2038ABT パミスなど。


新明和飛行機 SA
 飛行艇の老舗。軍需関係では飛行艇のみの供給であるが、民間用のプロペラ機も製造している。
 代表的な製品は、JU-1 ウミネコなど。


川崎総合重工業 KSHI
 軍需企業としては、主に車両や艦船を得意とする。日本各所に大型の造船所も有しており、軍の艦艇を建造するにはMSBと並んで環境が良い。
 代表的な製品は、2042AGG バンカーショットなど。


エアジャパン・エンジン AJE
 日本軍航空機用エンジンに於ける重鎮。ターボシステムズとは雌雄を争う仲で、同社がエンジン開発に名乗りを上げれば、AJEもだいたい名乗りを上げる。
 代表的な製品は、フラッシュAJ-24 ターボファンエンジンなど。


ターボシステムズ TS
 日本軍航空機用エンジンとしては、AJEに苦水を飲まされる事が多々あるが、ターボプロップエンジンに関しては得意中の得意で、AJEを出し抜く事が多い。
 代表的な製品は、アイゼンTSTP-48 二重反転式ターボプロップエンジンなど。


パイロットスター PS
 軍関係に於いては主にターボシャフトエンジンを製造する会社であり、その分野では特にターボシステムズとライバル関係。ラジコンへリの設計・製造も行っており、ターボシャフトエンジンの型番は、ラジコンヘリ用の物も含めて連番となっている。
 代表的な製品は、TPS-51 ターボシャフトエンジンなど。


横須賀重工業 YHI
 列車の車両製造が主力の会社で、日本陸軍の列車兵器の大半は横須賀重工である。特にイロモノ兵器が目立つので、イロモノ会社扱いされる事が多い。
 代表的な製品は、2038ATC グレイプニルなど。


グランバ・インストール GI
 HOUWAから軍需部門が独立する形で生まれた会社。鉄鋼製品を主力とし、軍関係では銃火器の開発を得意とする。会社名の「グランバ」は、創設者の「神楽 修一」と「丹波 幸太郎」の苗字からもじったもの。「か ぐら」「た んば」である。
 代表的な製品は、AR5.56(グランバ1AR)など。


グロウ・オービター GO
 夜光鉄鋼所を吸収合併する形で、MINEBEA工業から独立した会社。鉄鋼製品を手がけ、軍関係では銃火器・爆薬関連の開発を得意としている。
 代表的な製品は、HHG9など。


アイアンホイール IH
 大砲の開発を得意とする、日本軍御用達の会社。大型の艦載砲製造技術などを強みとし、最近ではリニア・レールガンの試作・実用型試作も行っている。
 代表的な製品は、53式85口径15.5cm3連装リニア・レールガン 突五三など。


テクニカルエレクトロニクス TE
 テクノホリノとライバル関係にある大会社。航空機のレーダーや電装品は元より、車両や艦船、果ては宇宙などなど至る所でTHと争っている。
 代表的な製品は、MAFAL7など。


IHI総合 IHI
 艦船関連に於いて重鎮と呼べる存在。大型艦船の建造技術と建造可能なドックを持っている為、日本海軍にとってなくてはならない企業の一つ。また、航空機用エンジンは民間向けの物を主力としているが、艦船用のガスタービン・エンジンは軍用も製造している。
 代表的な製品は、CCS-1 知世など。


新浦賀造船 NUSB
 一時は閉鎖した造船所であったが、現在は管理していた会社の手を離れ、一企業として再スタートしている。再整備により乾ドックを3つ保有し、サイズは大きくはないものの、駆逐艦クラスまでの艦艇を建造するには十分だ。尚、本造船所は艦艇専門に造船・修繕を行なっているのもあって、日本海軍浦賀基地(停泊用小規模分屯基地)が隣接している。
 代表的な製品は、DD-19 雪風など。


住友造船 SSB
 元は大会社の一部門であったが、新たに造船専門の会社として独立した。しかし、事実上はグループ傘下である。
 代表的な製品は、DDM-9 歌月など。


富士中島重工業 FNHI
 戦前から続く企業の一つで、乗用車などを製造・販売するSUBARU INTERNATIONALなどのブランドを持つ。また、軍事分野でも重要なポジションを得ており、シミュレーターや偵察衛星などなどのほか、分担生産も行っている。
 代表的な製品は、JT-2 セカンドレーナーなど。


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