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●フランカーという名前について。
原型機:フランカーA
型式番号 主な詳細。
T-10-1 Su-27の試作原型機。NATO名称:始めは「Ram-K」だったが、のちに「フランカーA」となる。
#10
T-10-2 FBWシステム搭載:1978年7月7日墜落。
T-10-3 3以降、尾翼の形状変更。AL-31エンジン搭載。1982年8月22日にスキージャンプ試験、着艦フック試験も行なっている。
T-10-4 AL-31エンジン搭載。
T-10-5 5以降、前縁フラップ搭載。
T-10-6  
T-10-7 大幅に改造され、量産原型一号機T-10S-1に:事故により損失。
T-10-8 静強度試験機。
別名:T-10S-0
T-10-9  
T-10-10  
T-10-11  


量産原型機
型式番号 主な詳細。
T-10S-1 T-10-7を大幅に改造した機体。
T-10S-2 燃料系統のトラブルにより損失。
(別名:T-10-12)
T-10S-3 スキージャンプ試験に使用された。1982年8月2日に初試験。
T-10S-4 量産一号機、Su-27の名称を与えられる。
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フランカーB variant-2(フランカーB2)
型式番号 主な詳細
T-10-24 カナード翼試験機。この機に於いては、カナード翼は左右差動式だった。Su-33やSu-30M、Su-35などは同調式。
1024と呼ばれていた。
別名:T-10S-24 (?)















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並列複座戦闘爆撃機
型式番号 主な詳細
Su-27IB 並列複座型の長距離戦闘爆撃機モデルの試作型(T-10V-1)。メインギアはシングルタイヤ。IBとは戦闘爆撃機の意である。
Su-34 Su-27IBを原型とした機体(T-10V-2、T-10V-4)。俗称でストライクフランカー、プラティパス(カモノハシ)とも呼ばれ、ロシアではウトコノース(カモノハシ)の愛称もある。メインギアはボギー式のダブルタイヤ。
Su-32 Su-34の正式名称。当初スホーイOKBがSu-34と命名したが、2000年にSu-32が正式名称となっている。
フルバックとのNATOコードが(恐らく)非公式にあり、2006年の量産化によって、量産型にフルバックとのNATOコードがついた。
Su-32FN Su-32のロシア海軍向け沿岸哨戒任務用(T-10V-5)。魚雷を装備可能で、ソノブイ運送能力がある。輸出型の基本形。
Su-32MF Su-32FNにアクティブ式人工知能システムやアクティブ式ガスト荷重軽減システムを装備する輸出型。
Su-27IBP 戦術電子妨害仕様として提案された機体。
Su-27R 偵察仕様として提案された機体。




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フルバック
Su-34 2006年、ロシア空軍がSu-34の名称で採用。これによって、フルバックというNATOコードがついた。
量産初号機は2006年10月12日に初飛行し、12月15日には2機がロシア空軍に配備されていて、2015年までに58機が生産される予定である。

*Su-34の原型機、海外サイトなどでT-10VとT-10Bとの表記が見られるが、圧倒的にT-10Vのほうが多い(英語及びロシア語での検索結果)。Т-10В(В(ヴェー)はローマ字に直すとV)をT-10Bと読み間違えたのか?
情報があれば教えていただけると助かります。


フランカーB
型式番号 主な詳細
Su-27 最初の量産型。初期と後期量産型では違いが多数ある。
Su-27P PVO(防空軍)配置。現在は前線航空部隊も防空軍も統合されている為、Su-27PとSu-27Sは区別はしないようだ。
Su-27S 前線航空部隊用にソルブツヤ ECMポッドを翼端に装備可能な機体。現在は前線航空部隊も防空軍も統合されている為、Su-27PとSu-27Sは区別はしないようだ。
Su-27RV ロシアのアクロバットチーム、ルスキーイェ・ビチャッジ(ロシアンナイツ)用改修機。GPS装置を持ち、西側機器との交信も可能。
Su-27SK Su-27の輸出型。アビオニクスのグレードを下げ、ハードポイントを12個所に増加している。主に中国が使用し、ライセンス生産した。ライセンス生産された機体は殲撃11型と呼ばれ、国産レーダーを装備した殲撃11型B(ジアンジー11B、J-11B)も存在する。
中国ライセンス名:殲撃11型(ジアンジー11、J-11)
Su-27SM ミッドライフ・アップグレードモデル。レーダーとエンジンを換装し(AL-31FM、AL-35)、Su-35にかなり近付く計画だったが、新規発注は得られていないようだ。しかし、寿命中近代化(MLU)を受けたロシア空軍のSu-27がSu-27SMと呼ばれている。
Su-27SKM Su-27SKの強化型。衛星航法システム、空中受給油能力を持ち、グラスコクピット化されている。ロシア空軍に配備が決定していて、2003年に5機、2004年に20機納入されると言われている。
Su-27SMK Su-27SKをベースに製作した他用途モデル。ハードポイントが12箇所に増加、ソルブツヤ 翼端ECMポッドを装備可能で、GPSを搭載し、増槽も搭載できるが、デモ機のみで量産はされていない。名称から、Su-27SMの輸出型として製作した事がうかがえる。
#305
Su-27PD グロモフ研究所所属の試験機。航続距離増大の為、給油プローブを装備するが、レーダーはない。
Su-27LMK CCV試験機。サイドスティック方式になっていて、FADEC(デジタル電子式エンジン制御装置)、スピン回復用ロケットなどを装備。1990年より試験を開始した。
Su-27LL Su-27の試験運用型。ジュコウスキー飛行場に所属し、サイドスティック方式になっているが、センタースティックも残されている模様。全機かどうかは不明。
Su-27LL-UV(KS) T-10-26を改造したTVC試験機。Su-37と同じく丸ノズルタイプのTVCを装備する。
別名:Su-27LL-KS
Su-27LL-OS ミサイルテストベッド機。


中国生産型
J-11 Su-27SKをライセンス生産した機体。
別名:殲撃11型(ジアンジー11)
J-11B ライセンス契約を無視し、無断で生産した機体。国産レーダーなどを装備している。レドームが黒いのが特徴。
別名:殲撃11型B(ジアンジー11B)
J-11BS J-11Bの複座型
別名:殲撃11型BS(ジアンジー11BS)
J-11BH J-11Bの海軍航空隊向け生産機。
別名:殲撃11型BH(ジアンジー11BH)
J-11BSH J-11BSの海軍航空隊向け生産機。
別名:殲撃11型BSH(ジアンジー11BSH)
J-11W J-11の右エンジンをWS-10Aに換装した機体。
J-11D 中国メディアによれば、J-20の技術実証機だとされている。


中国生産型
型式番号 主な詳細
J-16 J-11BSをベースに、対艦ミサイルの運用能力付与、WS-10Aエンジンを搭載するなどの改修をした機体。中国海軍のSu-30MK2と同仕様である。中国海軍によって運用されているが、ロシアからのライセンスは得ていないので無断コピーである。
2015年12月18日には、IRSTや機関砲が取り除かれ、翼端ランチャーを電子戦ポッドに変更した電子戦型が初飛行した。
別名:殲撃16型(ジアンジー16)













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記録飛行用特別改造機
型式番号 主な詳細
P-42 初期量産型のSu-27(T-10S-15)をベースにした記録飛行用特別改造機。武装、レーダーなど余分なものははずされ、レドームは軽量の金属に交換された。レコードフランカーの愛称がある。
#П-42








































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フランカーD
型式番号 主な詳細
  試作機
T-10-20KTM 艦載機型の実物大モックアップ。
別名:T-10K-20
T-10-25 地上模擬着艦テスト機。1985年9月1日、初飛行。
T-10K-1 Su-27Kの試作型。1987年8月17日に初飛行したが、1988年9月28日、事故により廃棄されている。 #37
別名:T-10-37
T-10K-2 空母着艦テスト機、1987年12月22日に初飛行。1989年11月1日、トビリシ(アドミラル・クズネツォフ)に初着艦した。 #39
別名:T-10-39
T-10K-3 1990年2月17日に初飛行。
T-10K-4 1991年9月20日に自動着艦を行っている。 #59
T-10K-5 #69 アドミラル・クズネツォフで運用後、退役した。
T-10K-6 #79 アドミラル・クズネツォフで運用後、退役した。
T-10K-7 ソ連崩壊後にウクライナに譲渡。後に中国が手に入れた。
T-10K-8 1991年7月11日、テスト飛行中に墜落。
T-10K-9 #109 アドミラル・クズネツォフで運用後、退役した。
   
Su-27K 艦載機型。カナード翼装備、メインギアはダブル転輪、アレスティングフック装備、主翼の折り畳み機構、水平尾翼の折り畳み機構、テールコーンも畳める。ハードポイントは12個所になった。
Su-33 Su-27Kの正式採用名称。俗称で、シーフランカーとも呼ばれている。
Su-33M 2009年〜2010年の間にTVCや新型レーダー、エンジンを装備する計画だったが実現していない。
Su-33MK 名称のみの公開。輸出型と思われる。
Su-27KPP 電子戦機型。開発情報はあるが、存在は確認されていない。
Su-28 ロートドームを背負うAEW型。計画は中止されている。



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並列複座艦上型(フランカーD?)
型式番号 主な詳細
  試作機
T-10KU-1 T-10K-4を改造した、Su-27KUBの試作機。1999年4月28日、初飛行。同年9月3日、初の発着艦地上試験。同年10月6日、アドミラル・クズネツォフに初着艦。
 
Su-27KUB Su-33(Su-27K)を改造した並列複座艦上機。主翼の折り畳み機構は残されているが、折り畳み位置が外側に移動し、水平尾翼は折り畳まない。
別名:Su-27KM2
Su-33UB Su-27KUBの正式名称。量産はされていないが、TVCを装備している(試験的に?)。#717


中国生産型:フランカーX2 (X1があるのかは不明)
型式番号 主な詳細
J-15 中国が、ウクライナから購入したT-10K-7をベースに、J-11Bでの技術を投入した中国生産の艦上型。試作機は2009年8月31日に初飛行したと言われている。尚、ロシアからのライセンス取得はしていない為、無断コピーである。
別名:殲撃15型(ジアンジー16)











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フランカーE variant-1(フランカーE1)
*2002年ごろはフランカーEと表記されていた
型式番号 主な詳細
  試作機
T-10M-1 Su-27Mの原型機。T-10Mは機首番号が700番台。T-10M-3なら703、T-10M-9なら709となっている。(712までか?)
T-10M-2
T-10M-3 ロシアンナイツに配備された3号機。
T-10M-11 Su-37に改造されたが、墜落で損失している。こちらが有名な“711”。
T-10M-12 上記に同じくSu-37となったが、現在はTVCが取り外され、ロシアンナイツに配備されている。
   
Su-27M Su-27の能力向上型。コクピットを近代化し、カナードの追加、延長されたテイルコーンには後方警戒レーダーが搭載されている。
Su-35 Su-27Mの正式名。量産には入っておらず、現存するSu-35はプレ生産型である。尚、ロシア軍の発注はロシアンナイツ用の6機(試作の3号、12号含む?)のみのようだ。スーパーフランカーの愛称を持つ。
Su-35UB Su-35のタンデム複座型
Su-35BM 2008年2月にジュコフスキー空軍基地で初飛行した、RCSの低減や117Sエンジンの搭載、複合材料の多用により軽量化、FCSやレーダーの更新、カナード翼の撤去などを施した機体。Su-35Sとも



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フランカーE variant-2(フランカーE2)
型式番号 主な詳細
Su-27M2 Su-37のスホーイOKB指定名称
Su-37 Su-35と同等の機体にTVCを装備した次世代機。フォースコントロール式サイドスティックを採用。俗称としてチェルミナートル、スーパーフランカー、ターミネーターとも呼ばれる。実験機であり、2機しか存在せず、内1機は2002年12月19日モスクワ近郊のシャテゥラにて墜落。もう1機は既にTVCが取り外されている。
#711 #712
Su-37K Su-37の輸出型(提案のみ)。
Su-37KK 中国向けのアップグレード型(提案)。



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フランカーC
型式番号 主な詳細
  試作機
T-10U 静力学試験機
T-10U-1 試作複座型原型機
T-10U-2 試作2号機。スキージャンプ試験も行っている為、Su-33の開発にも貢献している。
T-10U-3
航空機02-01 Su-27UBの2号機を改造し製作された空中給油試験機。エアインテイクユニット間の“トンネル”に、バディ・ポッドを装備できる。
   
Su-27UB Su-27のタンデム複座型
Su-27UBK Su-27UBの輸出型。アビオニクスがダウングレードされている。
Su-27UBM Su-27UBのマルチロール改修機。新型コンピュータ、GPS装置装備。152mm×203mmのMFDを3基備え、グラスコクピット化した。ファザトロンN001ジューク(NATO名:スロットバック)レーダーにはグラウンド・マッピング・モードが付与され、レーダー波吸収塗料の使用などが行なわれる予定。TV爆弾や対艦ミサイルを運用可能だが、給油プローブは備えていない。2001年3月6日にジュコフスキー空軍基地に引き渡されている。
Su-27UB-PS ボックス型2次元TVC試験機。左ノズルのみTVC化。
別名:Su-27LL-UV(PS)、Su-27LL-PS











フランカーF variant-1(フランカーF1)
*2002年ごろはフランカーFと表記されていた
型式番号 主な詳細
  試作機
T-10PU イルクーツクで製作された、2機。Su-27PUの試作型。T-10U-5、T-10U-6がそれぞれT-10PU-5、T-10PU-6とも呼ばれる。Su-27UBからの改造機、給油プローブを装備。初飛行は1989年12月31日。
   
Su-27PU タンデム複座長距離型インターセプター。主に辺境や、洋上の艦隊防衛を目的とした機体。給油プローブを装備。
Su-30 Su-27PUの生産型。ロシア空軍向けに少数が生産された。尚、イストリビーティリ(テストパイロッツ)も使用しているが、同チームがロシア軍属でなくなった為、同チームの機体はレーダーや武装などが外されている。
Su-30LL Su-30に3次元TVCを搭載したタイプ。テストパイロッツ所属で、IRSTはない。



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フランカーF variant-1(フランカーF1):輸出型
*2002年ごろはフランカーFと表記されていた
型式番号 主な詳細
Su-30K Su-30の輸出型。対地攻撃能力を追加、電子装備を変更。
Su-30KN 対地・対艦攻撃能力追加型。インドが売却したSu-30Kを、ベラルーシが改修した。
Su-30KM ロシア空軍のSu-27UB及びSu-30をアップグレードした物。デジタルコクピット化された。
Su-30KI 単座型に直したインドネシア向けモデルで、給油プローブを装備。アジア経済危機の為、1998年1月に計画はキャンセルされている。Su-27KIとも呼ばれていた。
また、2005年現在では、数機が同国に配備されている。



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フランカーF variant-2(フランカーF2)
型式番号 主な詳細
Su-30M タンデム複座のマルチロールファイタータイプ。
別名:T-10PM
Su-30M2 Su-30MのカナードとTVCを装備したタイプ。
Su-30MK Su-30Mの輸出型。オプションとしてTVCを装備可能(AL-37FPエンジン)。2005年にインドネシアが2機導入している。
Su-30MKM Su-30MKのマレーシア向けモデル。電子機器はSu-30MKIとほぼ共通で(西側機器も入るとの事)、2006年より導入開始予定。18機発注。2005年12月19日の報道では、タイも12機契約したとされている。
Su-30MKV Su-30MKのベトナム向けモデル。
Su-30MKA Su-30MKのアルジェリア向けモデル。
Su-30MKT Su-30MKのタイ向けモデル。2005年12月にF-16の後継として導入が決定されていたが、クーデターの影響で中止となった。
Su-30MKL Su-30MKのリビア向けモデル。計画のみ?


フランカーH
型式番号 主な詳細
Su-30MKI Su-30MKのインド向けモデル。40機発注され、最初の8機はカナード翼・TVCを未装備状態で引渡し。後の32機はカナード翼とTVCを装備する仕様となっている。最終的には140機を装備する計画(2009年の発表では、2015年までに230機を配備するとしている)。また、3次元TVCのAL-37PPも開発中である。



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フランカーG
型式番号 主な詳細
Su-30MKK 中国向けマルチロールファイタータイプ。カナード翼はない。
Su-30MK2 Su-30MKKをベースとしたSu-30MKの機能強化型。対艦ミサイル運用能力、空中指揮所能力があり、偵察ポッドを搭載可能。
Su-30MK2V Su-30MK2のベネズエラ向けモデル。合計で24機導入予定。
Su-30MK3 スホーイが中国に提案した機能強化型。エンジンやレーダーが強化される予定だったが、輸出は実現しなかった。

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